京都観光もあちこち行きましたが、京都駅周辺がまだであることに、最近気が付きました。京都駅のそばと言えば、西本願寺、東本願寺、東寺。
今回はお寺を巡りながら、京都和久傳でランチを楽しみます。
まずは西本願寺。京都駅から徒歩で向かいます。バスも良いですが、時間も読めますし歩ける距離ですので、徒歩移動です。歩いてる間に、京都の町並みも楽しめます。
最初に目に入るのが総門。待ちの中に埋没しています。おまけに門の中が道路で車が通ってます。(笑)
今のメインの入り口は御影堂門。ここを入って右に曲がるとお茶所。(総合案内所)
お茶所では一休みしてお茶も飲めてトイレもありますが、こんな鐘も安置してあります。
このお茶所では毎日、
「お西さんを知ろう!(境内ツアー)」が開催されています。1回目 10:00~/2回目 11:30~/3回目 13:45~/4回目 15:30~です。時間は30-50分のようです。案内の方のおしゃべり度合いで決まるようです。(笑)
今回はこのツアーに参加して参拝してみました。
まずは御影堂。東大寺の次に大きな木造建築だそうです。
写真もOKだそうです。
観光の方と信心されている方がいる混然一体となった世界です。
阿弥陀堂。
阿弥陀様が安置されています。
非常に大きく立派な建物です。
こちらは椅子が置いてありました。
埋木(うめき)。使われている木材の亀裂や節目を埋めています。職人さんの遊び心でしょう。これは富士山。
こちらは楓。
唐門。桃山時代の豪華な装飾彫刻を施した四脚門で、彫刻の見事さに日の暮れるのを忘れることから「日暮らし門」と言われています。
御影堂と阿弥陀堂を1枚に写そうと思いましたが、大きすぎて無理。
阿弥陀堂門からでて、東本願寺へ向かいます。
www.hongwanji.kyoto
ここから東本願寺です。でも入れません。
菊の門、勅使門です。もちろんここから入れません。
こちらは超有名な「御影堂門」。
こちらが御影堂。宗祖親鸞聖人の御真影を安置する重要な建物です。
参拝接待所。なんか立派です。
阿弥陀堂です。
阿弥陀堂の堂外の板の間です。
軒下外から。この建物も大きい。こちらは道内撮影禁止。残念。
御影堂と阿弥陀堂を1枚に収めてみようと思いましたが、やっぱり難しい。
阿弥陀堂門。京都駅に近いのはこちら側。
この二つのお寺さんは、観光用ではない、信心のためのお寺であることが良くわかりました。市井の方々が拝みにいらしている地元の大きなお寺でしょう。
面白いですね。
www.higashihonganji.or.jp
それでは徒歩で京都駅まで。ランチの時間です。
今日のランチは京都和久傳。京都駅の駅ビルの中にある有名店で、土日のお昼は予約でいっぱいです。
余りにも入口に人がいっぱいで、写真が撮れず。
撮れたのは花ぐらいでした。。。。
店内はそれ程席数は多くないようですが、京都北側に広がるパノラマ席からの眺めは見事。
こちらは北北西方面。
本日のランチは「蘇芳」のコース。
まずは生姜のはいった寒茶。冷えた体を温めてくれます。
食前酒。竹の器で振舞われます。
本日のお造り。
よこわ(本鮪の幼魚)の漬け、辛味大根と菜の花、梅肉醤油。
幼魚なので脂は強くないですが、鮪の風味と梅肉が良いマッチング。こんなお造りも美味しいですね。
ビール投入。
冬野菜のかす汁。うーん、関西の冬のかす汁はとても美味しい。
ごぼう、しいたけ、よもぎ麩が入ってます。ごぼうが大きなカットで入っていて美味しい~。
旬魚の炭火焼ですが、これが「鰤大根」。煮物でなくて、炭火焼の鰤大根、発想がすごい。
鰤の炭火焼、鰤の骨で炊いた大根、あん肝味噌。あん肝味噌と鰤の炭火焼は絶品!
あん肝味噌は何にでも合うんじゃなかろうか?
実はこの後にふきのとうの白和えが出たのですが、写真を失念。残念。ふきのとう、れんこん、こんにゃくの白和えです。
うちの神さん曰く、「超絶品、関西の白和えは本当に美味しい、特に京都。」と言ってました。同意します。
いのしし、海老芋、芹の炊き合わせ。
海老芋は揚げてあり食感が楽しく美味しい。いのししはまったく臭くなくてコクあり。
締めのご飯は4種類から選べます。
鯛黒寿し、鯛みそ茶漬け、牡蠣めし、ふぐぞうすいの中から選びます。
私は、和久傳名物、鯛黒寿し。ご飯が薄く敷いてあり、その上に鯛の切り身が乗っています。黒酢の味となじんで非常に美味しい。これを食べに来たと言っても過言ではないですよ。
ふぐぞうすい。こちらも美味しい。でもお薦めは鯛黒寿しかな。
お菓子です。中に餡が挟まってますが、なんと山椒餡。
ちゃんと山椒風味があり、超びっくり。京番茶付。
いやはや、満足なランチでした。鯛黒寿しは是非とも一度お試しください。
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それでは食後の運動にちょっと歩いて東寺へ。
慶賀門から入りますが。。
その前に東寺餅!東寺のそばの和菓子屋さんです。
うぐいす餅と福豆大福、東寺餅を購入。餡の甘さは控えめで美味しいお菓子でした。
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東寺ですが、正式には教王護国寺、重そげな名前ですね。
宝蔵。既に中はからっぽで建物だけがあります。
不二桜、この季節ですから咲いてません。
遠くに五重塔が見えます。
池越しの五重塔。
これが何かというと講堂です。
立体曼荼羅で有名ですよね。全部で21軀の仏像で構成されています。
五菩薩、五大明王、四天王、梵天、帝釈天です。
見て分かりますが、スゴイ存在感とパワーを感じます。これは見る価値あり。お薦めです。
でも写真禁止なので、是非とも訪問してください。
こちらは金堂。薬師三尊・十二神将が安置されています。同じく写真撮影禁止。
是非訪問してください。
五重塔。ここまで建物ぜんぶ国宝か重文。(笑)
今回は、国宝にもかかわらず、なんと五重塔の1階が解放されていました。
中には、金剛界四仏、八菩薩が安置されています。特別の開放なので、見ての通り混んでました。
五重塔を遠景。絵になりますね。
なんと梅が咲いてましたので記念に一枚。
その他の建物も見てみましょう。
まずは食堂。
大師堂。ただし南側の後堂です。北側に前堂があるのを後で知りました。
毘沙門堂。
不動明王堂。
三面大黒様を祀る大黒堂。
本当はもう少し回るところがあるのですが、少しゆっくりしすぎて時間が来てしまいました。残念。でも立体曼荼羅が見れたので良しとします!!
toji.or.jp
HPも面白いので音を出して見て下さい。