大阪神戸京都たまに奈良和歌山で食べる

大阪神戸京都たまに奈良和歌山で美味しいものを食べます。

熊野三山と熊野古道中辺路 その3

阪急交通社の「語り部と歩く熊野古道ハイライトウォークと熊野三山癒し旅」も二日目に入って来ました。

本日も前半はタフなスケジュールですので頑張って行きたいと思います。

8:15にバス集合ですので朝から忙しいです。

まずは朝から温泉!やっぱり気持ちいですね。目も覚めますし、それと良く足もマッサージしておきましょう。朝風呂は温泉の醍醐味ですな。

それと朝食。こちらの川湯みどりやさんの朝食はバイキング形式、はっきり言って普通のバイキングでした。

8:15にバスの集合の後は、熊野速玉大社へ出発です。大社への到着は9時頃でした。

 

まずは鳥居前。川が無いのに橋がある、下馬橋です。

 

大鳥居です。

鳥居を過ぎてすぐにある摂社です。

八咫烏神社と手力男神社になります。やっぱり御導きの神は八咫烏なんですね。

 

謎に参道が折れ曲がっています。

 

熊野速玉神社の御神木は梛の木です。

立派な梛の木ですね。

 

熊野速玉大社の世界遺産モニュメントです。

 

こちらの神門を潜れば拝殿になります。

拝殿を横から一枚。

今回のツアーでは朝早く訪問したこともあり、添乗員さんの手配で神社の方がご由緒や逸話を話して下さりました。中々こんな体験は無いと思います。立て板に水の流暢な説明で非常に分かりやすかったです。

 

熊野速玉大社のご由緒です。

 

こちらの拝殿の向こうに熊野夫須美大神と熊野速玉大神が祀られています。

こちらの拝殿の向こうには奥御前三神殿と上三殿(家津美御子大神、天照大神、高倉下命)があります。

こちらの拝殿の向こうには八社殿があります。

 

新宮神社と恵比寿神社です。

うーん、本来の地元の神様と新しい神様が混交していますね。高倉下命は神武天皇に神剣布都御魂剣を献上して勝利に導いた人物。神武東征の影響の大きな土地ですね。

熊野速玉大社の摂社の一つで神倉神社がここから10分ほどのところにあります。ご神体は「ゴトビキ岩」と呼ばれる巨岩です(ちなみにWIKIによれば「ゴトビキ」はこの地方の方言でヒキガエルだそうです。)。巨岩が御神体であれば磐座信仰に起源のある神社のはずですのでその由緒は相当古いはずですが、神武東征の際の高倉下命が主祭神であるとすると、後から来た神様に主祭神を乗っ取られたような感がありますね。

色々書きましたが、遠いしツアーに組み込まれていなかったのでこの神倉神社は行けませんでした。。。

 

授与所です。それにしても皆さん御朱印集めに熱心ですね。

熊野牛王宝印です。デザインが熊野本宮大社と少し違います。

 

上皇による熊野御幸も有名です。

後白河上皇後鳥羽上皇の回数が飛びぬけていますが、源平と争っている時代ですのでそんな暇は無かったと思うんですけどね。。。

kumanohayatama.jp

 

ここからバスに乗って大門坂駐車場へ移動、そこから徒歩で熊野那智大社を目指します。ハイキングタイムの始まりです。10:10分スタートで、これから3時間、歩行距離2.5キロ、標高差300Mのハイキングに出発です。ま、語り部さんのトークがありますので、実質歩行時間は1時間半くらいらしいです。

まずはサッカーボールと八咫烏

ここから大門坂です。国のいろんな省庁が適当に目印を作るとこんな感じになります。

三つは要らない、一つでいいよ。

まずは石段が連続します。

記念写真用のレンタルウェアのお店です

 

有名な夫婦杉です。

 

多富気王子跡です。

 

これから石段をガンガン登っていきます。最後尾から下に向けて写真を撮ってますので、下向きアングルが多いです。

中々ハードな石段で急こう配でした。大門坂バス停で無料の杖が借りられますが、これが無ければ厳しかったと思います。

 

鬱蒼とした森の中を進みます。

あともう少し石段が続きます。

やっと終点?です。もうすぐ大門坂の石段が終わります。

お店の人にも労っていただけます。でもかき氷は有料です。

ここから熊野那智大社の参道の石段です。

語り部さんは道中ずっと色々説明してくれますが、この階段の誘導も上手でした。

「もう少し、あとちょっと」を連発して騙しだまし団体ツアーの人を登らせていました。(笑)

最後に「これが最後の本当のあと少しですよ~」の声掛けには笑えました。

最初の鳥居ですがまだ上ります。

ご祭神の案内板です。

世界遺産のモニュメントです。

最後の階段です。頑張れ、オレ!

あの鳥居まで行けば頂上です。

 

登り切った後に振り替えると雄大な眺めが!風も気持ちい!

ここまでの到着で11:45でした。

本来はここから熊野那智神社の参拝なのですが、長くなったのでここまでにしたいと思います。

次回をご期待ください。

 

前回はこちら。

 

tiongbahru2.hatenablog.com

 

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熊野三山と熊野古道中辺路 その2

熊野古道中辺路ハイキングの後は熊野本宮大社参拝です。早速行きましょう!

 

今回は中辺路からの参拝なので本宮の横から入ります。

ですので直ぐに本殿になります。

 

とりあえず、八咫烏さんがお出迎え。烏付きの真っ黒ポストって珍しいですよね。

ちなみに5時を過ぎると雨除けのビニールで覆われてしまいます。

狛犬もマスクしてます。

 

外人の観光客も多いのでしょうか?お参りの仕方と順番についてのガイドがありました。

授与所に寄ってみるとなんと「荒木飛呂彦」先生デザインのお守りが!

八咫烏がペットショップっぽくて面白い。

 

神門です。奥が拝殿になります。菊の御紋が烏の目のようです。

 

本宮大社の熊野牛王神符です。いわゆる熊野誓紙ですね。800円で売ってます。

 

それではお参りしましょう。先ほどの順番通りにお参りしてみます。

まずは、主祭神の家津御子大神へ。

 

そして、速玉大神と

夫須美大神へ。このお二人は相殿でお祀りされています。

別名、伊弉諾伊弉冉と言ってますが、近世の後付けなんでしょうね。

本来は三柱の熊野地方で信仰されていた神様なのでしょう。神武東征以後、天照系の神様に浸食されたんでしょうね。

 

第四殿の若宮、後から付け足されて若い宮なんでしょうね。

 

最後に満山社で八百万の神様に参拝して終了です。

 

158段の石段を下りて帰ります。表参道を最後に通ることになりましたが、仕方がないでしょう。

 

この最後の階段が、熊野古道を歩いた足には中々つらいですね。

最後に鳥居を出て、ここから大斎原へ向かいます。

大斎原へ向かう道です。大きな鳥居が出迎えてくれます。後ろの森の中にお社があります。


大鳥居がだんだん近づいてきました。

 

大鳥居は近くに来ると大きすぎて写真にはうまく撮れませんでした。

当然ここも世界遺産明治22年の洪水前に本宮大社があった場所です。

しかし、なんでこんな川そば(二つの川の合流地点)に神社を作ったんでしょう?謎です。

森の中を分け入っていくと大斎原に出ます。ちょっと小高いところに社殿が昔あったそうです。

現在では、二基の石祠が建てられ、左側に中四社下四社を、右側に境内摂末社の御神霊をお祀りしているらしいデス。

でもそれって、なんでこちらの神様はここに残されたんでしょう?一緒に今の本宮大社でお祀りすればよいのに?
民俗学に詳しい人は教えてください。

www.hongutaisha.jp

 

 

大斎原の参拝も終えて6時くらいでしょうか?バスに乗ってホテルに向かいます。

お宿は川湯温泉「川湯みどりや」。

団体ツアーのお宿なので、正直期待していませんでしたが、結論から言えばそこそこ良かったお宿です。温泉ですし。

部屋は大塔川に面していて、眺望は良いです。

森が鬱蒼として熊野らしくて良いですね。夜なんかはモノノケがこっちを見てそうです。

下の河原には露天風呂があって、本当に川湯になっており気分よく開放感を感じながら温泉が楽しめます。

ちなみに男女混浴ですが、湯着を着ますのでソコソコ安心して入れます。火照った体をそのまま川に入って冷やす剛の者もいましたが、私には冷たすぎました。

本物の川湯は自分でスコップで河原を掘るらしいのですが、ここの露天風呂は一応岩風呂ですので、開放感だけ楽しめます。
屋内の温泉浴場もありますし、意外と温泉で休めて疲れが取れました。

 

夕食は最初の3品だけ料理が付いたバイキング形式です。

3品ですが、まずはこちらの鍋。神さんは牡丹鍋(いのしし)と言ってますが、私にはよくわかりませんでした。多分、そうだろうと思うのですが。。。

そしてお刺身。正直、普通の温泉宿のお刺身レベルですね。

小鉢3品。取り立てて特筆すべきところがない感じですが、右のきのこのお浸しだけはとても美味かった。

折角なので熊野古道麦酒を頂きます。アレ、美味いよこれ。

一日歩いたので、するする飲めてしまいます。

 

さてその他のバイキングメニューですが、地元の特産品を生かしたメニュー構成で、期待していなかったのですが、意外と美味しくて気に入りました。

鮎の炭火焼もありましたし(当然食べ放題)、美味しいので4匹も頂いてしまいました。シイタケの煮物も抜群、天ぷらも美味しかったですね。

ちらし寿司やさんまの棒寿司、一応、ハンバーグやグラタンの洋風メニューもありました。

そんな感じで夕食を終え、本日は就寝します。明日のハイキングがハードらしいので十分に休んでおきたいと思います。

www.jalan.net

 

翌日の熊野速玉大社と熊野那智大社は次のブログでご紹介!

 

前回はこちら。

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熊野三山と熊野古道中辺路 その1

以前から興味があった熊野三山ですが、今回やっと訪問することができました。

個人旅行で熊野三山を回るのはスケジュールや交通手段の確保等が大変ですし、是非とも熊野古道も歩きたい!と思っていたので、今回はそんな団体ツアーを探して行ってみました。

阪急交通社の「語り部と歩く熊野古道ハイライトウォークと熊野三山癒し旅」1泊2日がそのツアーなんですが、どうだったでしょうか?ツアーの始まりです!

 

まずJRの特急くろしおに乗って紀伊田辺駅へ。

紀伊田辺の駅は意外と小ぎれいでセブンイレブンもあり使い勝手の良い駅ですね。

トイレも新しくて良かったです。でも駅としては小さいですね。

JR新大阪から2時間半程かけて午前10時頃に到着ですから、ここの時点で中々遠いのですが、ここからさらにバスで移動になります。

 

11時半頃に昼食のレストランに到着。

「瀞峡めぐりの里 熊野川 」。これで「どろきょう」と読むらしいデス。

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お昼は「熊野牛すきやき御膳」。

結論から先に言えば意外と美味しかったです。

団体ツアーなので自分で勝手に注文できませんが、座ったらすぐ食べれる状況になっており、効率的で良いですし、ご飯も暖かい状態なので美味しく頂けるし、評価は良いですね。

 

熊野牛のすき焼きは量は少ないですが、美味しいですし、やっぱり鮎は鮮度が良いのかバリウマでした。

意外と美味しかったのが右下の梅そうめん、梅の風味がして美味。真ん中が、なんと「自家製ハムの練梅添え」、自家製の鳥ハムが食べれるとは!

 

こちらのレストランはドライブインでもありますので、トイレもあり、お土産も売っています。以前は「瀞峡を巡るウォータージェット船の旅」もやってたそうです。峡谷の観光船ですね。残念ながら今はやっていないそうです。

 

ここから移動して熊野古道の中辺路を歩くハイキングタイムです。

歩行は2時間半ほどで約7キロの行程ですが、語り部のガイドさんが合流して有難い説明を聞きながら歩いて行きますので、合計で4時間のハイキングになります。

高低差はあまりなさそうですが、どんな感じでしょうかね?

 

まずはスタートラインの熊野古道中辺路の世界遺産のモニュメント。大体12:30くらいの出発でした。

 

同じくスタートラインになるのが発心門王子。

熊野古道の要所要所には「九十九王子(くじゅうくおうじ)」が座していらっしゃるのですが、この発心門王子はその中でも五体王子と呼ばれる重要な王子の内の一人です。

王子って何だろうと思うのですが、参詣者の守護のため熊野修験の人が作った一群の神社のことだそうです。一応、熊野権現熊野三山)の御子神であるらしいので王子なんだとか。面白いですね。
でも、はやりすたりも激しいので、今でもきちんとお社が残っている王子は多くないんだとか。。。

 

こんな看板もあります。

 

近代になって整備されたお社です。正面からです。

左の立て札ですが、饒速日命と書いてあります。饒速日命は神武東征の折に神武天皇と戦った地元勢力の神様、それが何でご祭神なんでしょうね?

 

発心門王子の後方にあった尼庵「南無房堂」の跡地です。藤原定家はここに宿をとったらしいのですが、熊野参詣道中の宿の悪さ(土間で寝るはめになったらしいデス。)に辟易としていた定家は、やっとここでまともな宿を得られたことを喜んでいたらしいデス。そんなことも語り部の方は教えてくれます。

 

ここからは、てくてく熊野古道タイムです。道中語り部の方が色々とお話をしてくれますので、飽きることがありませんでした。

ツアーでは無線のガイドイヤホンが配られていて、声が良く聞こえてよかったです。

 

こんな感じで八咫烏が導いてくれます。足もちゃんと3本でした。

 

次の王子は水吞王子。

お社はなく、跡地だけでした。

 

ここからの熊野古道は少し森の中を進みます。

 

一気にハイキング感が増してきました。

この日は語り部さんが杖を持ってきてくれました。杖があると非常にべんりですね~。

足と膝の負担がすくないですよ~。

 

空に向けて一枚。なんか怖い。

 

うーん、まだ雨は降って来ませんが泣き出しそうな感じですね。

 

伏拝茶屋まで到着です。ここから小降りですが雨が降って来ました。片手に杖、片手に折り畳み傘、背中にリュックのスタイルで移動です。

普段はコーヒーや紫蘇ジュースが頂けるらしいデス。

 

伏拝王子跡。もうお社は無いんですね。

 

吊り橋を渡っていきます。ここら辺が三軒茶屋跡らしいデス。

 

九鬼ケ口関所跡。

 

なかなかどうしてハードな道が続きます。

 

ウネウネとした石畳が続きます。雨と石畳は滑りやすく相性が悪いですが、モンベルのシューズのグリップの力はとんでもなく良いですね。全然滑りませんでした。

 

少し雨が止んできました。語り部さんによれば、熊野の天気は変わりやすく、少し降っては止んだり、天気が良かったのに降ったりと、天気予報はあてにならないそうです。

 

途中の見晴らし台に到着です。遠くに大斎原(おおゆのはら)の大鳥居が見えます。

今日中にあそこまで行くのですが、大丈夫ですかね?俺の足?

もう一枚。雲がいい感じですね。

 

お地蔵様3体。

 

最後に坂を下りていきます。頑張れ、オレ!

この後、急な石階段を下りて一般道に出ていきます。大変でした。

 

アスファルトの道路に出ると、熊野本宮所在の田辺市の水道(多分)のマンホールがお出迎え。

 

本日の中辺路トレイルの最後の王子、祓殿王子跡の看板です。ここまでくればもうすぐそこが熊野本宮大社になります。

 

祓殿王子に道中の無事を報告・感謝でして、中辺路ウォークは終了です。16:30頃の到着でした。正味4時間、予定通りでした。

 

今回歩いたコースはこちらのルート通りです。ご参考までに。

www.hongu.jp


この後は、熊野本宮大社にお参りして、大斎原に行って、宿に向かう予定です。

次回のブログにご期待ください。

 

 

 

 

出張紀行 博多編 博多名物 もつ鍋 笑楽 と 旭軒

久しぶりに博多出張です。もちろん仕事もしますが、折角ですので美味しい物を食べてやる気を出しましょう!

 

まずお昼時に向かったのはもつ鍋のお店。

「博多名物 もつ鍋 笑楽」

このお店は博多駅直結のJR博多シティ10Fにあるのでアクセスも便利。旅行の際のちょっとした待ち時間にも利用できます。

 

もつ鍋は夜にしっかり食べるイメージですが、ここは一人前のランチもつ鍋があるお店です。もつ鍋も二人前から~、なんてこともないので一人でも楽しめます。

 

今回は「もつ鍋定食」でしょうゆ味。ある程度煮込んだ状態で出てきますが、ニラだけ生ですので、ちょっとだけ待ちます。

 

もつ鍋定食ですので、酢もつ、博多辛子明太子、もやしナムル、ちゃんぽんが付いてきます。ちゃんぽんはもちろん最後に鍋に投入です。

酢もつはやはり美味しいですね。効きすぎてないお酢で、食べやすい。モヤシナムルも美味い。これに明太子ですから、白米が欲しくなりますね。

 

ニラも煮込まれて食べごろです。もつは新鮮で臭みもなく、食べやすいですね。ランチにしてはもつの量も程ほど。

個人的にはもっとニンニク風味が欲しいのですが、午後も仕事があるので諦めます。

ただ、夜のもつ鍋であれば、もっとパンチが欲しいですね。

 

締めにちゃんぽん面を煮込んで頂きました。もつ鍋はこれが無いといけません。

想像通り、美味かった!

 

お土産も売っていますので欲しい方はどうぞ!

 

 

午後の仕事もひと段落、早めに終わったので、ちょっと飲んで帰りたいと思います。

さて博多名物の何かを食べたいと思って探したのですが、アレがありました。

「餃子」です。

 

行って見たのは「旭軒」、有名店です。

 

メニューはこんな感じ。餃子関連に限定した厳選メニュー?です。

 

とりあえずハイボールを飲みながらオーダーを待ちます。

 

まずはポテサラ。あれ、これ美味い!きゅうりは新鮮で歯ごたえよく、ツナも合ってますね。

 

手羽先。1本百円。ふっくらジューシーではなかったです。

どちらかというと、ドライで硬めの食感、冷めたものが出てきます。

なんか肉の干物感があり、サラミ的な味わいかもしれません。意外と美味いです。

 

水餃子。そこそこ美味いが、なんか足りない。何だろう?

 

焼餃子。美味い。先ほど足りなかったものは、「カリッとした香ばしさ」ですね。

カリっとした皮と美味い餡のコンビネーションは無敵ですね。お酒にも合います。

小ぶりな餃子なのでサクサク食べられます。

水餃子ですと餡のうまみも抜けますので、焼餃子が超お薦め。

ちなみに写真は20個盛りです。

 

うーん、美味しかった。満足な気分で帰宅です。

九州への出張時は皆さんも是非!

 

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是しん と 海遊館

もうそろそろ誕生日。記念日なので美味しいものが食べたいと思い出かけてみました。

ミシュランの一つ星の名店です。個人的にはミシュランは信頼に足る指標と考えていますので、非常に楽しみです。それでは行ってみましょう!!

 

まずは看板。

西天満の一角にありますが、なかなか良い雰囲気の入り口です。

門には祇園祭長刀鉾の粽が飾られています。厄除けですね。

ここから地下に降りていきますと次の玄関になります。

中に入りますとお店の方が出迎えてくれます。まるで何処かで覗いていたかのような、ドンピシャなタイミングでした。

 

個室とカウンターがあるようですが、今回は個室に通されました。

室内は落ち着いた感じですね。

団扇で飾り付けされていました。

床の間です。

お昼は8000円のコースのみになります。

とりあえずビールを飲みながらお料理を待ちましょう。

 

最初の先付です。ゴマ豆腐の雲丹のせ、焼きナス、ミニおくらの出汁掛け。

雲丹は当然鮮度抜群、雲丹独特の甘さが楽しめます。ゴマ豆腐はもちっとした食感、ゴマの風味は強くないですね。

焼きナスの出汁掛けですが、生姜の風味と焼いた香ばしさがあり、とても美味しい一品。ミニおくらも美味しい。

 

なし、ピオーネ、シャインマスカットの白和え、ザクロ添え。

上にちろっと乗っているのがザクロふたつぶ。

フルーツで白和えの発想ができることが素晴らしいですね。

なし、ピオーネ、シャインマスカットの風味が生きるように、大豆の風味が抑えられているお豆腐を使っていると思います。

なしのシャリシャリした食感も楽しめました。

器も凝っています。9月の訪問でしたのでススキですね。

 

お次は椀物。開けるのが楽しみです。

 

萩真薯と松茸のお吸い物。

萩真薯は小豆と銀杏が入っており秋を感じますね。真薯自体はふわっとした仕上がりで美味しく頂けます。メインは松茸。大きく歯ごたえもしっかりあって楽しめました。

柚子の風味も良し。

 

秋の新物、新さんまのゴマ油と塩の和え物。

ゴマ油と塩だけでさんまがこんなに美味しくなるとは信じられませんね。

器も三日月型で、季節感が半端ねぇ~。

 

続いてにぎりとお造り。

アップにしてみました。(笑)

一番左は熟成炙りのどぐろの握り。熟成しているのでねっとりしている癖に、炙っているので香ばしいのどぐろの握り、美味過ぎる。

マグロの握りも普通に美味しいです。(多分中トロ)

鯛も良いのですが、一番右のアオリイカ、熟成されたイカなのでねっとり感がすごいのですが、これが美味しい。熟成し凝縮された美味しさですね。

う~ん、非常に美味しく思いました。

 

ここでメインの八寸。これだけでも「是しん」さんに来た意味があると思います。

一番上の六角形の器はイチジクの胡麻クリーム和え。甘い癖にビールに合う美味さ。

左上の花形の器ですが、きのこのお浸し。出汁が美味しいです。

右上の黒い器は柿の白和え。またフルーツ白和えですが、こちらは普通の白和えでした。

真ん中が穴子棒寿司、穴子は薄味の味付けですが、やはり美味しい。

左下は蛸の柔らか煮。蛸ってとっても柔らかく煮れるんですね、歯が要らないくらいです。もっと欲しくなります。激ウマ。

真ん中の下は、お肉で、「イチボ」のグリル。これが本当に美味しい。焼き方も上手いんでしょうね。

右下はほおずきの中にいちごトマト。いちごトマトは初めて食べました。見た目はミニトマトなんですが、味は甘くで確かにイチゴに近い感じ。面白い感じです。

枝豆は焼きでしょうね、香ばしい印象です。

最後はエビのチーズ挟み。基本に忠実で、エビとチーズは合いますね。

 

マナガツオと蓮根まんじゅうの餡かけ。

蓮根まんじゅうは揚げ物なのですが、中はねっとりほっこりといい感じ。

マナガツオも山葵を付けて頂くと、さっぱりして美味しいです。それと銀杏ですが、やはり美味しいですね。(個人的にぎんなん大好きなんです。)

 

一通り食べた後は、ご飯の時間です。もちろん土鍋炊き込みご飯で、本日は鮭の炊き込みご飯でした。

担当の方が一生懸命奇麗によそってくれます。

この炊き込みご飯は非常に美味しく、何回もお代わりしてしまいました。(一杯が少なめなのもありますが。。。)皆さんも食べてみて下さい。

ちなみに神さんはお腹いっぱいで一杯が限度でした。残念。

当然、味噌汁と香の物付き。

なすと胡瓜の糠漬けに、鰹節と昆布と生姜の佃煮。漬物も佃煮も美味しい。

 

和菓子、兎を模っているようです。

私にはよくわかりませんが、神さん曰く「濃茶」だそうです。


非常に満足なお昼の食事でした。大阪に来て色々食事をしましたが、これまでのところNO1の味ですね。ぜひリピートしたいと思います。

味だけでなく、サービスも完璧だと思います。食事を出すタイミング、それぞれの食事の説明も緩急も非常に良かったと思います。

最後にお店を出るときですが、なんと個室の扉と思っていたところがエレベーターの入り口で、ちょっとした忍者屋敷のようで笑えました。

1Fに上ってビルの外に出るのですが、なんと地下で見送って頂いた担当の方が猛ダッシュで階段を上がり、1Fでエレベーターを出たところで、またお出迎えする離れ業を見せてくれました。(笑)

こんなサービスも素敵ですね。これからも良いお店であり続けると思います。

 

さて、お昼も済んだし、折角なので少し出かけてみましょう!と言うことで「海遊館」へ。

大阪梅田からは、地下鉄御堂筋線で本町へ、本町で地下鉄中央線に乗り換え大阪港へ向かいます。徒歩も含めて30分あれば海遊館に到着します。

海遊館ですが、9月の最初の土曜日でしたが、少し混んでいる感じです。

チケットの購入に10分並ぶ必要がありましたし、入場制限がありました。

購入したのが14:45位でしたが、入場は13:00からのチケットになりました。

ご参考までに。

ちなみに待つのが嫌な方はWEBでもチケットが買えますのでどうぞ。

 

海遊館は大阪港に位置してますので、海の直ぐ傍です。

傍らには観覧車ありますよ。

 

さて時間になりましたので館内へGOです。

なんだかよくわからない魚がお出迎えです。

 

館内は面白い形式で、エスカレーターで一気に上の階に上った後、歩いて降りてくる形式です。

 

まず最初はコツメカワウソがお出迎え。

岩と同化して判りにくいですね。2匹います。

 

日本の川魚コーナー。

 

サワガニ。カラッと揚げるとつまみになります。

 

鴨ちゃん。なんかすごい縄張り争いでバトってました。

 

凄い魚の数ですが、これ全部、鮎の子供です。うーん、こんなに食べれません。

 

エトピリカ葉加瀬太郎情熱大陸で有名だと思います。エトピリカとはアイヌ語で「くちばし(etu)が美しい(pirka)」という意味だそうです。

 

アシカですね。

アシカの親子がまったりしています。

水槽の端っこの狭いところで人生を楽しんでいる奴もいます。

 

トロピカルな感じの魚色々。

 

みんなのアイドル、カピバラさんです。

 

ペンギン軍団。ジェンツーペンギンやアデレーペンギン等。

ペンギンって海中だとすごい速いですね。全然写真が取れません。

 

サンゴ礁の魚たち。カラフル。

 

さて、本日のメインのお魚。「ジンベイザメ」。(サメなので魚ではないですね。)

このジンベイザメのいる水槽は日本で一番大きな水槽らしいデス。このデカいビルみたいな水槽の周りを人間がグルグル回って降りていく形式です。

はっきり言って、他の魚に比べて桁違いに大きいですね。そばで写真に撮ろうとしても近くだと全部が写真に入り切りません。離れると他の人が水槽に寄ってるので難しい。。。

圧倒的な大きさは行って見るしかないので是非とも訪問をお薦めします。

 

マンボウ。真正面からみると細身で不気味な顔してます。

 

やっぱり、みんな大好き、チンアナゴ

 

イワシ軍団。つみれが食べたくなります。

 

イルカなのですが、カマイルカを写真に撮ろうにも早すぎて全然取れません。

うーん、こんな写真ですいません。

タカアシガニ日本海溝のコーナに居ます。

 

一応、館内カフェもあります。

ジンベイザメに頼りっぱなしのメニュー構成。

 

コバンザメの集団お昼寝タイム。これでいいのか?

マンタもお昼寝中でしょうか?



ここからがクラゲタイム。「海月銀河」です。

 

うーん、ここは写真を撮るのによい場所ではなかったです。

暗くて照明も限定的、私の携帯のカメラではこれが限度ですね。

もっと写真は撮ったのですが、皆さんにお見せするレベルではありませんでした。

残念。ここは是非とも自分の足で訪問して見てください。

いろんなクラゲがいて面白いですよ。

 

最後になぜかペンギンゾーンがありますが、正直少し臭い・・・・・

 

最後にジョーズに見送られて帰宅しました。

 

海遊館も思ったより楽しかったです。イルカやアシカのショーはありませんが、ジンベイザメの存在感は圧倒的です。大きいと知っていても、実際に行くとやはり大きさに圧倒されます。写真では上手く伝えきれないので、もう、行って見てください!

所要時間はゆっくり見て2時間ほどだと思います。

観光の際には、遊覧船のサンタマリア号や観覧車もありますので一緒にどうぞ!

 

tabelog.com

www.kaiyukan.com

 

 

あかし亭 魚の棚と魚の棚商店街

明石市は市を通る日本標準時(東経135度線)で有名ですが、蛸と鯛でも有名です。

やはり、蛸と鯛は食べておくべきと、えっちらおっちら行って来ましたのでご報告したいと思います。

 

まずは、有名な魚の棚商店街に向かいます。

今日のランチの店はこの商店街にあるのですが、通りは盛況ですね。

通りのシンボルが鯛と蛸!振り切れてますね。

本日のランチはこちら「あかし亭」。

昼はランチをやっていますが、夜は居酒屋さんのようです。

ランチメニューはこちら。

オーダーして待ちますが、ランチアルコールが300円なので、思わずオーダーしてしまいました。

ハイボール。飲んで判りましたが、非常に濃い。

お箸も可愛らしいので紹介しておきます。

 

神さんのオーダーはお刺身御膳。限定10食です。

お刺身は明石蛸、カンパチ、明石鯛。蛸は弾力があり美味しく、カンパチは鮮度が良くゴリゴリ、逆に鯛は熟成させた風味。美味しいですね。

それと蛸飯。もともとこの店の名物らしいのですが、非常に美味しい。

それと、蛸刺しも梅のタレを付けて頂いても美味しかったです。

「蛸づくし御膳」。蛸料理だらけ。蛸飯、蛸刺し、蛸の天ぷら、蛸の煮物。

これだけ蛸ばっかりで飽きの来ないところがすごいですね。

蛸刺しは美味しい。蛸の煮物は非常に柔らかい。(少し甘めなのは関西風だからでしょう。)。蛸飯はお代わりが欲しいですし、蛸の天ぷらはお塩が良く合ってアツアツで美味い。

結局ハイボールもお代わりしてしまいました。多分蛸はウィスキーとよく合うのでしょう。

お店の店頭では蛸飯も売っていました。もちろん、本日の夕飯用に購入!。

なんというか意外と酔っぱらってしまいました。(笑)

 

さて食後の予定ですが、本当はこの後「明石市立天文科学館」に行ってみるつもりで、4時ごろ戻ってきて夕飯のおかずを魚の棚商店街で買って帰るつもりだったのですが、お店の人に聞いたら「4時だと閉まってるお店も多いよ」とのこと。

美味しそうなものから売り切れるでしょうし、これは天文科学館に行っている場合ではないと予定変更、おかずを買って即帰宅することにしました。

それでは改めて、魚の棚商店街の練り歩きです。

「味よし」、魚の棚商店街に3店舗構えてます。

こちらではちりめん山椒とタコかまを購入。

 

お次は蒲鉾の有名店、ハセ蒲鉾。

揚げ物もありますが、たこコロッケが名物。売り切れちゃいましたが、コンニャクや金時豆の天ぷらもありました。

練物各種。品ぞろえ豊富でした。

焼きちくわ系も完備!

 

この魚の棚商店街は魚屋が多いですね。こんな感じで揚がったばかりの蛸を売ってます。このタコ、ガチで動いてました。

 

もちろん八百屋さんも有ります。「胡瓜が安い!」といって神さんが購入してました。

 

こちらも有名な三ツ星蒲鉾の看板ですが、でっけータコ。

 

折角なので明石の地酒を購入しようと酒屋さんへ。

店頭からして品ぞろえ豊富な酒屋さんでした。

その横っちょにある謎の入り口。奥の方では人のいる様子。

そう、ここは立ち飲みなのです。一見さんは絶対に入れないですね。

戦利品は「来楽」、明石の地酒です。

 

座古海産。なんとなく名前の印象が。。。。

明石タコのやわらか煮を購入しました。

 

まぐろやさんです。別にマグロは買っていません。

こちらでは蛸の天ぷらを購入しました。

 

購入したものは自宅で夕飯に頂きました。

こちらは「座古海産」の明石タコのやわらか煮。甘い味付けで、やっぱり柔らかい。

焼酎やハイボールに合いそうですね。

「ハセ蒲鉾」のタココロッケと、「まぐろや」のタコの天ぷら。

タココロッケですが、なんとカレー風味。もちろん蛸も入ってます。人参、玉ねぎ、ジャガイモも入っており、蛸カレーコロッケという感じ。

タコの天ぷらは、少し衣が多めでした。(笑)

お昼も食べたのに、夜もまた食べてます。「あかし亭」の蛸飯。

これはガチで美味い。

ハセ蒲鉾のたこ天としょうが天。

たこ天は蛸が多めで良かったですが、しょうが天は、もっと紅ショウガを効かせてほしかった。



おかずの紹介はここまでにします。

 

折角、明石に行ったのですから、「明石焼き」を食べなければ罰が当たりますので、ついでにおやつに行ってみました。

 

お店はこちら「まるまる」。

メニューですが、

玉子焼、

たこ焼、

そしてソース、

飲み物。

ちゃんと。「玉子焼」と「たこ焼」が別ですね。

 

やっぱりここは明石なので玉子焼をオーダー。

まずはお出汁が出てきます。

玉子焼です。明石の玉子焼は何故斜めの台で出てくるのでしょう?

疑問ですね。

こんな感じで泳がせて、頂きます。

見た目ではわかりませんが、きちんとタコは入っています。

出汁は薄口な気がしますが、この程度ならOKでしょう。

出汁に玉子焼を半分溶かして頂くのが美味しかったですね。

 

こんな感じの明石魚の棚珍道中でした。

たこ、たこ、たこ、な感じでしたが、若干鯛成分が少なめなのが反省点、魚屋さんには揚がったばかりの鯛もあったんですけどね。ま、皆さんのご参考になればと思います。

 

皆さんも蛸(と鯛?)づくしを是非!!!

 

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天麩羅専門店 芦屋天がゆ 西宮ガーデンズ店

ちょっと用事があったので西宮ガーデンズへ。ついでにお昼も食べる予定で出かけてみました。

ターゲットのお店はこちら。「芦屋天がゆ」

 

こちらのお店は有名人気店。お昼時は予約できませんので、お店の前で順番待ちするしかありません。

11時開店前の10分前くらいに到着しましたが、既に順番待ちが出来ており、9組目。

どんだけ人気店なのかとびっくりでした。

 

お店の外にはメニューが出ておりました。

どのコースでも天ぷらは10品、内容のグレードが違うようですね。

ご飯かおかゆかは選択できます。

店内では開店直前のミーティングのようでした。

 

今回は最初の訪問なので、「桃乃献立」をチョイス。

テーブルセットはこんな感じ。

オーダーとともに一式配膳されていきます。

サラダの代わりに野菜スティック。塩で頂きました。

真ん中の「おかめ」の蓋をとると中には紅白なます。右のたくあんと塩昆布と胡瓜の漬物が美味しいのですが、すぐに全部食べてはいけません。

「おかめ」と「ひょっとこ」の蓋を並べてみました。面白いですね。

塩は、塩と抹茶塩です。

最初の品はエビ2品、最初がエビとは珍しいですね。ぷりぷりして美味しい。レモンと塩は揚げ物に合いますね。再認識。

お店の名前が「てんがゆ」ですので、おかゆをチョイス。先ほどのお漬物をおかゆに混ぜながら頂くと美味。特に塩昆布は重要です。

パプリカとカンパチ。刺身で頂くカンパチを天ぷらにするのも驚きですが、美味しかったです。パプリカも少しレアっぽい感じの仕上がりで食感もありいいですね。

これはなんと卵焼き。天つゆで頂きましたが、美味しいのですが、卵焼きですねぇ~。

ズッキーニとサーモン。レモンとお塩が合いますね。

ズッキーニは、サクッとした食感が良いですね。旬の野菜は違います。

そしてまたエビに戻ります。エビをたくさん食べたのでなんかリッチな気分です。

最後の一品はかき揚げ。サツマイモと牛蒡のかき揚げ。

賽の目にされたサツマイモが非常にホクホク、美味しいのですが、牛蒡もこれまた美味しい。塩でも天つゆでもOKです。

こんな感じの10品でしたが、天ぷらはやはり胃がもたれますので、10品辺りが限度でしょう。ちょうどいい感じでした。
本店は芦屋にある有名店ですので、いつか訪問して見たいですね。

ちなみに、お店に訪問したのが早いタイミングだったせいか、天かすをお土産に頂きました!


皆さんも天ぷらが食べたい時には是非!

 

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