阪急交通社の「語り部と歩く熊野古道ハイライトウォークと熊野三山癒し旅」も二日目に入って来ました。
本日も前半はタフなスケジュールですので頑張って行きたいと思います。
8:15にバス集合ですので朝から忙しいです。
まずは朝から温泉!やっぱり気持ちいですね。目も覚めますし、それと良く足もマッサージしておきましょう。朝風呂は温泉の醍醐味ですな。
それと朝食。こちらの川湯みどりやさんの朝食はバイキング形式、はっきり言って普通のバイキングでした。
8:15にバスの集合の後は、熊野速玉大社へ出発です。大社への到着は9時頃でした。
まずは鳥居前。川が無いのに橋がある、下馬橋です。
大鳥居です。
鳥居を過ぎてすぐにある摂社です。
八咫烏神社と手力男神社になります。やっぱり御導きの神は八咫烏なんですね。
謎に参道が折れ曲がっています。
熊野速玉神社の御神木は梛の木です。
立派な梛の木ですね。
熊野速玉大社の世界遺産モニュメントです。
こちらの神門を潜れば拝殿になります。
拝殿を横から一枚。
今回のツアーでは朝早く訪問したこともあり、添乗員さんの手配で神社の方がご由緒や逸話を話して下さりました。中々こんな体験は無いと思います。立て板に水の流暢な説明で非常に分かりやすかったです。
熊野速玉大社のご由緒です。
こちらの拝殿の向こうに熊野夫須美大神と熊野速玉大神が祀られています。
こちらの拝殿の向こうには奥御前三神殿と上三殿(家津美御子大神、天照大神、高倉下命)があります。
こちらの拝殿の向こうには八社殿があります。
新宮神社と恵比寿神社です。
うーん、本来の地元の神様と新しい神様が混交していますね。高倉下命は神武天皇に神剣布都御魂剣を献上して勝利に導いた人物。神武東征の影響の大きな土地ですね。
熊野速玉大社の摂社の一つで神倉神社がここから10分ほどのところにあります。ご神体は「ゴトビキ岩」と呼ばれる巨岩です(ちなみにWIKIによれば「ゴトビキ」はこの地方の方言でヒキガエルだそうです。)。巨岩が御神体であれば磐座信仰に起源のある神社のはずですのでその由緒は相当古いはずですが、神武東征の際の高倉下命が主祭神であるとすると、後から来た神様に主祭神を乗っ取られたような感がありますね。
色々書きましたが、遠いしツアーに組み込まれていなかったのでこの神倉神社は行けませんでした。。。
授与所です。それにしても皆さん御朱印集めに熱心ですね。
熊野牛王宝印です。デザインが熊野本宮大社と少し違います。
上皇による熊野御幸も有名です。
後白河上皇や後鳥羽上皇の回数が飛びぬけていますが、源平と争っている時代ですのでそんな暇は無かったと思うんですけどね。。。
ここからバスに乗って大門坂駐車場へ移動、そこから徒歩で熊野那智大社を目指します。ハイキングタイムの始まりです。10:10分スタートで、これから3時間、歩行距離2.5キロ、標高差300Mのハイキングに出発です。ま、語り部さんのトークがありますので、実質歩行時間は1時間半くらいらしいです。
まずはサッカーボールと八咫烏。
ここから大門坂です。国のいろんな省庁が適当に目印を作るとこんな感じになります。
三つは要らない、一つでいいよ。
まずは石段が連続します。
記念写真用のレンタルウェアのお店です
有名な夫婦杉です。
多富気王子跡です。
これから石段をガンガン登っていきます。最後尾から下に向けて写真を撮ってますので、下向きアングルが多いです。
中々ハードな石段で急こう配でした。大門坂バス停で無料の杖が借りられますが、これが無ければ厳しかったと思います。
鬱蒼とした森の中を進みます。
あともう少し石段が続きます。
やっと終点?です。もうすぐ大門坂の石段が終わります。
お店の人にも労っていただけます。でもかき氷は有料です。
ここから熊野那智大社の参道の石段です。
語り部さんは道中ずっと色々説明してくれますが、この階段の誘導も上手でした。
「もう少し、あとちょっと」を連発して騙しだまし団体ツアーの人を登らせていました。(笑)
最後に「これが最後の本当のあと少しですよ~」の声掛けには笑えました。
最初の鳥居ですがまだ上ります。
ご祭神の案内板です。
世界遺産のモニュメントです。
最後の階段です。頑張れ、オレ!
あの鳥居まで行けば頂上です。
登り切った後に振り替えると雄大な眺めが!風も気持ちい!
ここまでの到着で11:45でした。
本来はここから熊野那智神社の参拝なのですが、長くなったのでここまでにしたいと思います。
次回をご期待ください。
前回はこちら。