灘五郷酒蔵巡りですが、前回は御影郷、魚崎郷の酒蔵を巡りましたが、今回は西宮郷、今津郷を巡ってみたいと思います。
ちなみに前回はこちら。
まずは阪神電車に乗って西宮の駅へ。
途中に白鷹酒造のショップもありますが、ランチの予約をしてあるので白鹿へ一直線に向かいます。
正面入り口がこちらですが、中々立派な造りで、アンテナショップ的な感じで力を入れているのが分かります。
この中にレストランがありますので、ランチはそちらへ。
メニューを確認します。
そんなにメニューは多くないですが、ランチセットかコースになります。
下はランチセット。
彩り花かごと天婦羅御膳をオーダーしました。
最初に出てくるのは座付吸、こだわりの一番出汁だそうです。
出汁ですので、文句なく美味しい。もっと欲しいくらいです。
先付は蕎麦の実とろろ。よく混ぜて頂きます。蕎麦の実ってこんな感じで食べられるんですね。挽いていないので香りはありませんでした。少しもちっとした感じで美味しいです。
上から時計回りに、桜豆腐、春キャベツと新じゃがの煮物、ちりめんじゃこの大根おろし、クリームチーズの味噌漬け、あなごのおこわ。
クリームチーズの味噌漬けはコクと風味のある逸品、春キャベツは甘くて美味しかったですね。あなごもタレではなく白蒸しなのですが、甘くて美味しかった。
折角ですので当然、日本酒も頂きます。
最初は利き酒セットから。白鹿クラシックス生酒が一番私の好みでした。
鹿のお猪口もかわいいですね。ショップで購入可能です。
お酒とともに食事の方も進みます。天ぷらです。
天つゆも良いですが、お塩で頂いても良いですね。
お酒も次のお酒へ。季節のお薦め、花ひらく、吟醸生酒です。鹿のグラスが涼し気です。
締めのお食事はお蕎麦になります。
十割蕎麦なんでけど、美味しいお蕎麦でした。しっとりしていますが、食べると十割蕎麦のボソッと感もあり風味も豊かな蕎麦でした。
最後にデザート、梅風味のシャーベットでした。
非常に満足した食事の後は、ショップ内を散策。
当然、お酒、それもショップ限定の生酒もあって選ぶのに悩みます。
その他にもお猪口やグラス、珍味おつまみ系もありました。
十分楽しみましたので裏口から次の酒蔵へ。裏口にも素敵なサインがありました。
2つ目の酒蔵は白鷹の白鷹緑水苑です。
こちらはレストランの竹葉亭(ウナギの有名店)とショップが併設されており、それとちょっとした無料博物館が付いてます。
よく整備された奇麗な庭と建物です。中庭も小ぎれいでよかったです。
日本酒バーが併設されていて試飲も出来るようですが、先ほどいろいろ飲んだのでここは控えました。神さんはクリームチーズの酒粕漬を購入してました。
コクがあって美味しかったです。
こちらのショップでは、購入できるお酒は少な目な印象です。
ここからは酒蔵通りを今津方面へ歩いて行きます。
あっという間に日本盛に到着です。
煉瓦館の入り口です。
こちらもレストランの花さかり、ショップ、ガラス工房が入ってます。
きちんと日本盛らしさもあり。
もちろん試飲スペースへ直行。
レジでお金を払うと注いでくれます。意外とオーダーする人は多い印象です。
超特撰限定醸造大吟醸を頂きました。限定ってキラーワードですよね。
珍しいのでボトルの日本酒を購入してみました。残念ながらまだ飲んでいません。
ガラス工房ではガラス吹き体験も出来るようです。興味があればどうぞ。
さらに今津方面へ歩いて、大関の関寿庵へ。
こちらは、お酒もありますが、基本的には和菓子屋のようです。
酒麹、酒粕を使った和菓子が数多くおいてあります。
もちろん、ワンコイン(100円)で試飲も出来ます。皆さんもお試しを。
一番の名物はこの酒まんじゅうのようです。
ほのかにお酒の匂いがして、甘さ控えめの餡と合ってます。正直美味しいと思います。
こちらのフィナンシェは封を切ると、お酒の匂いが強く香ります。バターと酒粕って合うんですね。初めて知りました。
ショップのお姉さんお薦め?のお店限定生原酒。
保冷袋に入れてくれますし、帰宅後はすぐに冷蔵庫で保存して、1週間以内に飲んでくださいと念を押されます。飲んでみましたが美味、白鷹のクリームチーズの酒粕漬と合います。
本日はここまで、酒蔵を四つ巡ってみました。
意外と面白いもので、皆さん回る順番が同じなのか、毎回同じ人と試飲スペースでかち合っていました。
日本酒の銘柄は良く知っていますが、全国区の銘柄は灘出身が多いのも今回初めて知りました。
春の陽気に誘われて皆さんも酒蔵巡りを是非!
お酒な好きな方は十分楽しめると思います。