大阪神戸京都たまに奈良和歌山で食べる

大阪神戸京都たまに奈良和歌山で美味しいものを食べます。

興福寺の阿修羅と東大寺の大仏、春日大社、葛と粟(ならまち店)その1

ようやくコロナも落ち着いてきたので、足を延ばして奈良まで出かけてみました。お寺巡りはコロナが怖いのでこれまで避けてきたのですが、もうそろそろ解禁ですね。

大阪から奈良へは近鉄で移動しました。せんと君がお出迎えしてくれます。

うーん、可愛くない!

 

スタート地点は近鉄奈良駅です。

東向商店街へ向かいます。

 

商店街を通って興福寺へ向かうのですが、途中でちょっと寄り道。

寄り道その1はドーナッツのフロレスタ。

美味しそうなドーナッツが並んでいます。おやつ用に幾つか購入。

続いて中谷堂さん。ここは高速餅つきで有名。

おやつ用によもぎ餅を購入。美味しそうですね~。

猿沢池まで到着。あと少しで興福寺です。奈良は京都とは違う風情がありますね。

まずは興福寺五重塔です。近くに行くと判りますが、意外とでっかいです。

東金堂です。こちらは拝観料を払って中に入れます。

薬師如来様、日光・月光菩薩様、四天王に十二神将と仏像がたくさん鎮座しております。十二神将が意外と小さくてかわいいですね。

お次は国宝館。

ここにはあの有名な阿修羅像が展示されています。もちろん写真には取れません。残念です。

八部衆(阿修羅は八部衆に一員です。)、十大弟子像、金剛力士像、天燈鬼・龍燈鬼立像、千手観音立像が納められていますが、もう国宝ばかりで、なんか国宝の有難味が薄くなります。(笑)

 

国宝をたっぷり見た後は、興福寺境内の散策です。

まずは中金堂。そばに近づくことができませんので、写真だけ。

南円堂。

三重塔。

三重塔から北円堂へ向かう小道ですが、雰囲気が良いので一枚。

北円堂です。

奈良の山と五重塔ですが、絵になるので一枚。うーん、なんか良いですね。

奈良の名物と言えば、「鹿」。

凄い沢山の鹿がいます。おまけに、黒くてコロコロした鹿の糞もそこら辺にポロポロ落ちています。踏まないように気を付けてください。油断してると踏みますよ~。

人慣れしているので、全然逃げません。野生を失っています。(笑)

 

少し早いですがお昼にしようと向かったのは吉野本葛で有名な天極堂さんです。

こちらは、繁忙期でなければ予約もできますので、待つこともなく食事ができます。

 

メニューを紹介しますが、すべて”葛”関連のメニューです。

この季節の御膳は皆さん頼んでいたようです。

ランチでは一番高いメニューですね。

麺だけでなく、餡にも葛が使われているようです。

くず餡と”とろろ”ねばねばねっとりの最強の組み合わせ。

葛まんじゅう、お土産で購入可能です。

葛あんみつ、なんでも葛ですね。

デザート系も完備しております。

当然、葛きりも。

はい、でました、葛もち、定番です。

 

こちらが「若草の膳」。

小鉢はきんぴらとひじき、普通のお味です。萌サラダは凍み豆腐が添えられておりますが、この凍み豆腐は美味しいですね。奈良漬が一切れありますが、これも乙。風味が強いのでこれぐらいが適量。ご飯に合います。

ご飯の上には、鳥そぼろ、とろろ、大根おろしと、本葛の白あんが載っております。

真ん中の小鉢にある赤あんもお好みでどうぞ。私は赤あんの方が美味しく思いました。

そして吉野うどん、うどんの麺にも葛が練りこんであるらしいのですが、正直あまり変わりない感じ。のどごしはすこしツルツルしたくらいでしょうか。

特筆すべきはあん。生姜あんなのですが、生姜が効いていてすごい美味しい。これだけでも食べる価値あり。お薦めです。

 

ひやし葛うどんと柿の葉寿司。うどんは”ひやし”にしてしまうと、あまり普通のうどんと変わりなく、お薦めではないですね。柿の葉寿司は美味しゅうございました。

最後のデザートが葛もち。黒蜜ときなこで頂きます。

出来立てを出してくれますので、まだホンノリと暖かい!

暖かいので冷やしたものと食感が違います。もっちり柔らかいのですが、千切れる訳ではなくしっかりビローンと伸びる感じ。初めての食感です。面白い。

以前、吉野山に桜を見に行った時に葛もちを食べましたが、違う食べ物のようです。

このお店は、吉野本葛を使っているらしいのですが、「吉野本葛」が葛根の澱粉を100%使用したもので、普通の吉野葛はその他の澱粉を混ぜたものらしいので、その差でしょうか?

 

さて、お昼も食べたので東大寺へ出発です。天極堂さん、ごちそうさまでした。

少しだけ歩きますが、山が近くて自然を感じる、奈良はいい町ですね。

東大寺中門です。この向こうに大仏殿があります。

大仏殿です。うーん、やはり大きいですねぇ。

大仏殿の大仏様は写真撮影OKなようですので、一枚。

修学旅行生がスンゴイ数で見に来てました。

脇侍の虚空蔵菩薩如意輪観音です。

四天王の広目天多聞天です。残りの2体(持国天増長天)は未完成に終わり、両像の頭部のみが大仏殿内に置かれています。

有名な柱の穴くぐりも今はコロナのため封印されています。残念。



大仏殿もこれで終了。他の建物に行ってみましょう。

まずは手向山八幡宮

三月堂。

やって来ました二月堂、お水取りで有名ですね。

この階段を上がっていきます。

やっと到着です。

 

二月堂は高台にありますので、眺めが良いです。奈良市街を一望できます。

後でこの階段を下りてきます。お水取りでもよく見かける階段ですね。

意外と急な階段でした。

階段を下りたあたりで振り返って一枚。存在感がありますね。

ちなみ「四月堂」もあります。(笑)

 

正倉院は遠いので諦めて、南大門へ戻ります。

南大門も大きいです。

 

これが有名な金剛力士像、阿形(あぎょう、口を開いた像)と吽形(うんぎょう、口を閉じた像)です。実物見てもパワフルですね。

 


この後は東大寺ミュージアムを訪問しましたが、写真禁止なので残念ながら写真はありません。是非、皆さんで訪問してください。

ミュージアムの前には、実物大の大仏様の手が展示されていました。

 

さて、今回は長くなりましたのでここまで。次回にご期待ください。

 

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興福寺はこちら。

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