大阪神戸京都たまに奈良和歌山で食べる

大阪神戸京都たまに奈良和歌山で美味しいものを食べます。

祇園祭の山鉾巡行(後祭)と料理屋 てら戸 その2

祇園祭山鉾巡行(後祭)の続きです。

前回はこちら。

 

tiongbahru2.hatenablog.com

 

次は「黒主山」。黒主とは六歌仙で有名な大伴黒主です。

 

桜の山ですね。

 

構図としては桜を眺めながら、一句詠んでいるところでしょうか?

 

残念なのは大伴黒主さんの御尊顔が見えないこと。反対側に行った方が良いのでしょうけど、夏のこの時間帯は焦熱地獄なので、見物客の大半が道路のこちら側(南側)に集中しています。

タペストリーも豪華ですね。

 

kuronushiyama.or.jp

 

そして「八幡山」。

 

町内に祀られている八幡宮を山の上に勧請したものでらしいデス。町のお宮の引越興業とでも言いましょうか?

このタイプの山鉾ですが舁山というのですが、御神輿みたいに担いだり、下に車輪がついているので押し引きしながら移動したりとか出来るようです。

タペストリーも豪華。各町後とに豪華さを競い合っているのでしょう。

www.hachimansan.com

 

そして復活の『鷹山』!

引く綱の長さも一番長かったと思います。

 

何がすごいってこの鷹山は、196年ぶりに祇園祭後祭山鉾巡行に復活したんですよね。正に艱難辛苦を乗り越えての復活!素晴らしいの一言です。

他の曳山と違って、大屋根が白木のままです。これから豪華に仕上げていくそうです。

お金も掛かりますから保存会の方も大変ですよね。

皆さんお尻を半分出してます。

見送はやっぱり「鷹」!カッコいい!

www.takayama.or.jp

 

最後は「大船鉾」。

後祭の鬮とらずとして殿をつとめ、前祭の船鉾が出陣船鉾と称されるのに対して凱旋船鉾といわれるそうです。

遠くからも形が船っぽいのが分かります。

やっぱり船の形です。

舳先にあるのが龍頭。金ぴかです。

実はこの鉾も復活鉾です。焼失より150年目にあたる平成26年7月、後祭巡行への復帰を果たしました。京都の皆さんの頑張りには頭が下がります。

きちんと「舵」まで装備しています。

 

残念ながら最後の山鉾が行ってしまいました。これで来年までまた待つことになります。来年は宵山に来たいですね。

www.ofunehoko.jp

 

さて時間は12:10くらい。お腹が空きましたので、昼飯に行きましょう!

本日のお昼は「料理屋 てら戸」さん、小さ目なお店です。

ランチはカレーつけ麺のバリエーションとその他に天丼などがあります。

 

こちらがカレーつけ麺。和風の出汁スープとカレー粉になると思いますが、これが美味しい。つけ汁の濃度も良くナイスです。

こちらが夏野菜と鱧の天ぷらの天丼。

甘めの天つゆですが、ご飯と相性は良いです。なんといっても鱧が上手に揚がっていて美味い。夏野菜も美味い。このお店あたりですね。

四条通りから少し入ったくらいなのですが、混んでおらず、非常に快適。良いお店でした。皆さんも四条通りでランチ難民になった際には利用してみてください。

最後に四条御旅処の八坂神社の神様にご挨拶して帰ります。

神輿が三基あります。八坂神社のスサノヲノミコト(牛頭天王)様、クシイナダヒメノミコト様、ヤハシラノミコガミ様は祇園祭の間はこちらに御座します。

後祭のあと、八坂神社にお戻りになられます。

 

祇園祭なんて中々行く機会がないので良い経験でした。とくに近年はコロナでいろいろな祭りが中止になっていたので、行くことができて楽しかったですね。

皆さんも来年は祇園祭に出かけてみてください!

 

tabelog.com