大阪神戸京都たまに奈良和歌山で食べる

大阪神戸京都たまに奈良和歌山で美味しいものを食べます。

熊野三山と熊野古道中辺路 その2

熊野古道中辺路ハイキングの後は熊野本宮大社参拝です。早速行きましょう!

 

今回は中辺路からの参拝なので本宮の横から入ります。

ですので直ぐに本殿になります。

 

とりあえず、八咫烏さんがお出迎え。烏付きの真っ黒ポストって珍しいですよね。

ちなみに5時を過ぎると雨除けのビニールで覆われてしまいます。

狛犬もマスクしてます。

 

外人の観光客も多いのでしょうか?お参りの仕方と順番についてのガイドがありました。

授与所に寄ってみるとなんと「荒木飛呂彦」先生デザインのお守りが!

八咫烏がペットショップっぽくて面白い。

 

神門です。奥が拝殿になります。菊の御紋が烏の目のようです。

 

本宮大社の熊野牛王神符です。いわゆる熊野誓紙ですね。800円で売ってます。

 

それではお参りしましょう。先ほどの順番通りにお参りしてみます。

まずは、主祭神の家津御子大神へ。

 

そして、速玉大神と

夫須美大神へ。このお二人は相殿でお祀りされています。

別名、伊弉諾伊弉冉と言ってますが、近世の後付けなんでしょうね。

本来は三柱の熊野地方で信仰されていた神様なのでしょう。神武東征以後、天照系の神様に浸食されたんでしょうね。

 

第四殿の若宮、後から付け足されて若い宮なんでしょうね。

 

最後に満山社で八百万の神様に参拝して終了です。

 

158段の石段を下りて帰ります。表参道を最後に通ることになりましたが、仕方がないでしょう。

 

この最後の階段が、熊野古道を歩いた足には中々つらいですね。

最後に鳥居を出て、ここから大斎原へ向かいます。

大斎原へ向かう道です。大きな鳥居が出迎えてくれます。後ろの森の中にお社があります。


大鳥居がだんだん近づいてきました。

 

大鳥居は近くに来ると大きすぎて写真にはうまく撮れませんでした。

当然ここも世界遺産明治22年の洪水前に本宮大社があった場所です。

しかし、なんでこんな川そば(二つの川の合流地点)に神社を作ったんでしょう?謎です。

森の中を分け入っていくと大斎原に出ます。ちょっと小高いところに社殿が昔あったそうです。

現在では、二基の石祠が建てられ、左側に中四社下四社を、右側に境内摂末社の御神霊をお祀りしているらしいデス。

でもそれって、なんでこちらの神様はここに残されたんでしょう?一緒に今の本宮大社でお祀りすればよいのに?
民俗学に詳しい人は教えてください。

www.hongutaisha.jp

 

 

大斎原の参拝も終えて6時くらいでしょうか?バスに乗ってホテルに向かいます。

お宿は川湯温泉「川湯みどりや」。

団体ツアーのお宿なので、正直期待していませんでしたが、結論から言えばそこそこ良かったお宿です。温泉ですし。

部屋は大塔川に面していて、眺望は良いです。

森が鬱蒼として熊野らしくて良いですね。夜なんかはモノノケがこっちを見てそうです。

下の河原には露天風呂があって、本当に川湯になっており気分よく開放感を感じながら温泉が楽しめます。

ちなみに男女混浴ですが、湯着を着ますのでソコソコ安心して入れます。火照った体をそのまま川に入って冷やす剛の者もいましたが、私には冷たすぎました。

本物の川湯は自分でスコップで河原を掘るらしいのですが、ここの露天風呂は一応岩風呂ですので、開放感だけ楽しめます。
屋内の温泉浴場もありますし、意外と温泉で休めて疲れが取れました。

 

夕食は最初の3品だけ料理が付いたバイキング形式です。

3品ですが、まずはこちらの鍋。神さんは牡丹鍋(いのしし)と言ってますが、私にはよくわかりませんでした。多分、そうだろうと思うのですが。。。

そしてお刺身。正直、普通の温泉宿のお刺身レベルですね。

小鉢3品。取り立てて特筆すべきところがない感じですが、右のきのこのお浸しだけはとても美味かった。

折角なので熊野古道麦酒を頂きます。アレ、美味いよこれ。

一日歩いたので、するする飲めてしまいます。

 

さてその他のバイキングメニューですが、地元の特産品を生かしたメニュー構成で、期待していなかったのですが、意外と美味しくて気に入りました。

鮎の炭火焼もありましたし(当然食べ放題)、美味しいので4匹も頂いてしまいました。シイタケの煮物も抜群、天ぷらも美味しかったですね。

ちらし寿司やさんまの棒寿司、一応、ハンバーグやグラタンの洋風メニューもありました。

そんな感じで夕食を終え、本日は就寝します。明日のハイキングがハードらしいので十分に休んでおきたいと思います。

www.jalan.net

 

翌日の熊野速玉大社と熊野那智大社は次のブログでご紹介!

 

前回はこちら。

tiongbahru2.hatenablog.com