前回はこちら。
総本宮を後にして、次の結社に向かいます。
川上に向かって歩いて行きますが、そんなに遠くはありません。
入口はあまり目立つ感じではありませんので気を付けてください。
川のせせらぎを楽しみつつ歩いて行きますと
結社にたどり着きます。
和泉式部の歌碑もあります。
和泉式部が旦那さんとの夫婦仲が悪くなった時に、どうにか昔のように仲良くしたいと思って、歌を捧げ祈ったところ、念願かなってまた仲良くなれたらしいです。
倦怠期ですかね?いずれにしろ夫婦の危機の方は是非!
お宮がこちら。御祭神は磐長姫命(いわながひめのみこと)。縁結びの神様としてご鎮座されています。
この結社、階段が急なので大変です。
次に奥宮に向かいます。奥宮はさらに川上へ向かっていくことになります。
奥宮の入り口には思ひ川があるのでこれを渡っていきます。
そのあとはしばらく参道を進みますが、鬱蒼とした森の中を進むのでなんか良い雰囲気です。
奥宮の入り口まで来ました。
入口にある御神木です。連理の杉です。
連理とは別々の木が重なって一つになる意味らしいのですが、
ここでは“杉”と“楓”の木が1つになっている、非常にめずらしいパターンのようです。
夫婦や男女が仲睦まじいことを言うそうです。
本殿です。
この本殿の下には龍穴という大穴があるそうです。
奥宮には面白いものが幾つかあります。
こちらは御船形石。玉依姫命(たまよりひめのみこと)が乗った黃船を、人目に触れぬように石で包み囲んだらしいデス。
龍穴関連で使用される権地、ググってください。
丑の刻参り知ってます?丑の刻に御神木に藁人形を五寸釘で打ち込むという、有名な呪いなんですけど、これ貴船神社が有名なんですよね。
詳細はWIKIでどうぞ......
これで貴船神社を参拝しましたので京都に帰ろうと思います。
帰りの足ですが、食事をした「仲よし」さんは、貴船神社参拝後でも、会計時にお願いしておけば、貴船口までマイクロバスで送迎してくれます。
歩いて行くのは大変ですのでお願いしておくと便利です。ちなみに私の時は、ほかに客がおらず私と神さん二人だけのためにバスを出して頂きました。
嬉しいですね。
出町柳駅に戻ったのですが、早い時間でしたので寄り道をして帰りたいと思います。
まずは「旧三井家下鴨別邸」へ。
なんか重厚な入口。
NHKの朝ドラ「朝が来た」の家だったらしいデス。
なんと家庭裁判所の所長宿舎として2007まで使われていたそうです。
こんな家にマジか?とびっくり。(使いにくいと思います。)
2007年まで使っていたなんて、逆に裁判所長へのいぢめでないのかと少考。
お庭は奇麗でした。
非常に風情がある良い邸宅でしたが、
見る分には良いですが。。。住むのはちょっと。。。
さらに下鴨神社へ。正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」です。
鳥居です。
参道ですが、どこから糺の森かよくわかりません。
とりあえず、神さんの絶対的要求のにより、河合神社へ。
方丈記の鴨長明ゆかりの神社らしいのですが、現代では美人神社で有名。
舞台と本殿です。
神さんが熱心に拝んでおりました。
境内では美人水(有料)が頂けます。
摂社をご紹介。うーん、いろんな神様がいらっしゃいますね。
なぜか突然八咫烏をお祀りしています。熊野三山との関係性はなさそうですね。
サッカーの神様なのでサッカーボールが並んでいます。
貴船神社もあります。
こちらの神社で有名なのが鏡絵馬。既に絵馬ではないと思いますが。。。
絵馬が手鏡のようになっており、人の顔がプリントされています。
お化粧室で自分がなりたい顔に鏡絵馬をお化粧をします。女性率100%です。
それを絵馬として奉納します。色とりどりの顔がありますね。
更に糺の森を進んでいきます。
ようやく楼門に到着です。
開運厄除けの摂社があります。出雲井於神社(いずもいのへのじんじゃ)です。
中門を入って本殿へ向かいます。
この神社、東本殿と西本殿で、本殿はあるのですが、
それとは別にえと詣なるものがあります。
要はちっちゃい摂社がこの本殿エリアにあるので、ついでにお参りしてくださいとのこと。面白いですね。
井上社(御手洗社)です。神社のHPには「みたらし川は、土用になると池の周辺や川の底から清水が湧きでるところから鴨の七不思議にかぞえられ、湧きあがる水泡の姿を団子にかたどり、みたらし団子の発祥とした。」とあります。面白いですね。
でも、みたらし団子は食べ損ねました。
修学旅行生が楽しそうに厄除け?をしてました。ほのぼのしますね。
おまけです。なんとラグビー神社があります。商魂が逞しいのでしょうか?
下鴨神社の参拝も終え、鴨川を渡って帰途に就きました。
川床料理は時期が限られますが、機会があれば是非ともチャレンジをお薦めします。
食事の内容だけ見れば物足りませんが、川床と言う特別なシチュエーションが楽しめますのでありだと思います。皆さんも是非!