大人の隠れ家ってなんか良い響きですよね。
いい年になったらそんな場所も欲しくなります。お金に余裕があればですが。。。
良い候補になるレストランに今回は行って来ました。
まず入り口の看板ですが、非常にこじんまり。積極的にアピールしておりません。
その日は雨でしたので見通しも悪く、危うく見過ごすところでした。
隠れ家ですねぇ。
エレベーターホールも良い感じ。チェアに座りたくなります。
エレベーターから降りるとすぐにレストランエリアでした。特に入口はなし。
ちょっと早めの到着でしたのでまだ誰もいませんでした。
テーブルセットです。シックですね。
まずはスパークリングワインで乾杯です。
今回の予約は一休で乾杯ドリンク付きのプランです。
まずは、一口前菜、暖かいフランです。洋風茶わん蒸しですね。
ココットの中身ですが、なんと紅ズワイガニ、玉ねぎ、チーズが入っています。
雨で寒かったので暖かい前菜は嬉しいですね。紅ズワイガニはそれだけで口福です。
次は前菜、お造りです(笑)。
お魚の前菜ですが、
上がクエ、赤芯大根、ニンジンのマリネ。下が、炙り太刀魚とレディ大根、大葉のスプラウト。
器も凝ってます。
単純に魚が美味しかったの一言ですね。
太刀魚はソコソコ食べる機会がありますが、今回の太刀魚程美味しかったのは無かったです。クエも良いですが、これはドレッシングの良さもありますね。
それと付け合わせの野菜も珍しくて面白いです。
ここらへんでワインも頂きます。白です。
学生ですがソムリエの資格を持つ方がいて、ワインの話を楽しく聞かせて頂いたのが印象的でした。このワインも私の好きなタイプのワインでした。なんか、さっぱりとしてマッタリした感じ。
次はスープ、マッシュルームのポタージュ、ホタテのポアレとフライドオニオン添え、多分ポテトのカプチーノ仕立て。
このこのスープ、本当に美味しいスープでした。マッシュルームの風味と旨味は残して、アクセントのホタテ(豪華ですね)も食感が変わり美味しいです。
絶品ですね。
次がパスタ、所謂オイルパスタですが、具材がすごい。
鱈の白子、岩津ネギ、ほうれん草、それにこれでもか!ってくらいに降りかかっているカラスミパウダー!!!
まず、白子ですが完璧です。新鮮そのもの、コクと旨味しかありません。
そしてカラスミパウダーの量、かけ過ぎではないですか?シェフに言いたくなるレベル。もちろん言いませんが。至福、至福、至福です。
次が魚料理。
鰆のソテー、アメリケーヌソース。
鰆はふわっと柔らかくグリルされています。なんでこんなに柔らかなんでしょう。
アメリケーヌソースはエビの殻を炒めることで香ばしさを堪能するソースですが、鰆の淡泊な風味と合います。お薦め。
ちなみに付け合わせですが、カブ、きぬさや、ジャンボインゲン、アワビ茸。
アワビ茸は美味しかった。
メインの北海道牛のフィレのグリル。
牛フィレが美味しいのは当然のことですが、それでも美味しかったと言っておきます。
みどりの付け合わせは「ハナッコリー」、ブロッコリーと菜の花を掛け合わせた新野菜だそうです。
確かにブロッコリーの食感と菜の花の苦みが感じられる野菜でした。
その他の付け合わせはなると金時とズッキーニ。
満足なコースでしたがやはり締めのデザートも重要です。
ピスタチオのアイス、ほうじ茶のブリュレ、ガトーショコラの盛り合わせ。
まず、ピスタチオが濃いですね。濃厚です。
ほうじ茶のブリュレは意外とさっぱり、良い対比になってます。
ガトーショコラも濃厚です。全体的にしっかりしたデザートでした。
最後にコーヒーも頂いて満足なランチでした。
本町のこの辺りは良い雰囲気のレストランがまだまだありそうです。
これからも探検していきたいと思います!