川床料理 仲よし と 貴船神社 その1
去り行く夏を惜しんでですが、念願の貴船の川床料理に行って来ました。
本当はもっと早く来たかったのですが、中々天候に恵まれず訪問できませんでした。
9月で川床料理は終わりですので、最後のチャンスでやっと訪問が出来て嬉しいですね。
まずは叡山電鉄に乗って貴船口へ。仲良しさんへ送迎のお願いをしたところ、出町柳の駅で電話してくれれば貴船口まで迎えに来てくれるとのこと。
階段を降りたところにお迎えの方が待っていました。
駅の様子を見るに、川床料理のお店はどこも送迎サービスを行っているようで、お店の名前が書かれた送迎車が駅の周りに止まっていました。
特に送迎のない方は、公共交通機関のバス待ちのようで長蛇の列。自力で歩く人もいましたが、これはちょっときついでしょう。(ハイキング目的なら良いのですが。)
バスは貴船エリアの手前までなので最後は自分で歩く必要があるようです。
程なくしてお店に到着。ここでアドバイスですが、決して自分の車で行かないでください!道は狭いし、すれ違いは難しいし、歩行者多いし、地元民しかこの難易度はクリアできないでしょう。
先程お店の玄関の反対側(川側)に川床への入り口があります。
ここから下の川床へ降りてゆきます。
川床料理ですが、川のせせらぎの上に座敷を設えて、涼を楽しみながら食事を頂く料理です。
川の上なので気温も若干低く涼しく感じますね。
例年5月から9月までの期間限定らしいです。
また、雨が降った時は先程の本館の方でお食事になるようですね。
マイナスイオンが大量に発生していると思います。
はしゃぐと川に足を突っ込みたくなりますよね。
この日は天気が悪かったので、川の水は非常に冷たかったです。暑い夏は冷たくて楽しいでしょう。
席に着きますとまずは冷たい緑茶が出てきます。落ち着きますね。
先付、抹茶味のごま豆腐。書いた通りの味ですが、冷たくモッチリしたごま豆腐の食感が楽しいです。
おっといけません。ビールを忘れてはいけません。
川床料理にビールが止まりません。
八寸。おぼろげな記憶からですが、アマゴの甘露煮、さつまいもの煮物、湯葉、かにの寄せもの。アマゴの甘露煮が美味しかったです。やはり、川のものが美味しいんでしょうね。
お刺身はマグロ、鯛、湯葉。鯛もマグロも良いんですが、やはりここは湯葉ですね。
トロっとしていて山葵を少しつけて頂きます。美味しい。
お店のお姉さん曰く、「さっきまで泳いでいた鮎なんですよ!」とのこと。
塩加減も良く、非常に美味しい。皮はぱりっと、中はふわっとで鮮度が良いのが分かります。頭からしっぽまで頂いてしまいました。鮎が大好きなんですよね、私。
素麺は絹巻素麺という極細麺でした。
細さに感動ですね。麺つゆは生姜の風味もあり美味しく頂きました。
こちらのお店の名物料理らしいデス。道明寺饅頭。中には鰻、ぎんなん、甘鯛、椎茸とか入っていて、それを揚げた饅頭に餡かけをしています。生姜風味の効いた餡と相性も良く、名物だけはある美味しさだと思います。
あまごと季節野菜の天ぷら。あまごの天ぷらが美味しいですね。やはり川魚料理が一番おいしいと思います。カリッとしているのに、中がジューシー、基本ですな。
ごはんと赤だし、香の物。普通に白米が美味い。
わらび餅となし。これは普通ですね。
やはり。川床という特別なシチュエーションが、料理の美味しさを増加させますね。
夏の暑い時期は涼も楽しめるし京都の人の知恵なのでしょう。
ご飯も食べ終わりましたので、貴船神社参拝に出かけたいと思います。
貴船神社は川沿いにありますので、川沿いをこんな感じでそぞろ歩きしながら皆さん参拝されています。仲よしでは、会計の時に記念の団扇を頂けます。
団扇をパタパタさせながら歩く人も多かったですね。
貴船神社は3社あります。総本宮、結社、奥宮です。今回はこの順番で参拝したいと思います。
まずは「仲よし」から駅の方に少し歩きます。目指すは貴船神社総本宮。
大きな鳥居があるのですぐに分かります。
デジタルパネルの案内板。現代ですね。
短い距離ですが石段を登っていきます。カップルが多いですね。
本殿です。ご祭神は高龗神(たかおかみのかみ)で、水の神様です。
そんなに大きな神社ではありませんが、非常に混んでいました。
混んでいる理由の一つがこれ。水占みくじ。
この紙を購入して、
この湧水に付けるとご神託が浮かんできます。
皆さん楽しそうに占っていました。
貴船川の川沿いのそこかしこで水が湧いているようです。
祀られる神様が水神様なのも納得ですね。
本殿の横を通って次のお宮に向かいたいと思います。
本当は次のお宮を紹介したいのですが、少し長くなりましたので、次回にしたいと思います。
川床料理は楽しかったので皆さんも是非!(夏季限定)