大阪神戸京都たまに奈良和歌山で食べる

大阪神戸京都たまに奈良和歌山で美味しいものを食べます。

金刀比羅宮と琴平グランドホテル桜の抄とうどん三昧 その1

2月の寒い季節、やっぱり温泉に入りたいですよね。

今回は以前から興味のあった「金刀比羅宮」と温泉とうどん三昧の計画を立ててみました。どんな珍道中になるのかわかりませんが行ってみましょう!

 

まずは新幹線に乗って出発です。新神戸から岡山へ。せっかくなので瀬戸大橋を渡ってみたいと思いました。

岡山駅で特急南風に乗り換えます。「なんぷう」だそうです。

なんと三両編成。この特急で直接JR琴平駅まで到着します。

折角なので瀬戸大橋から写真を撮りました。島の間を縫うように走りますので、意外と長いです。それと鉄骨が邪魔で奇麗に写真が撮れません。残念。

そんな感じで琴平駅に到着。レトロ感満載の駅です。

お宿の「桜の抄」さんに前もって電話をしておけば送迎に来てくれますので便利です。

ここから宿に向かいますが、宿のサービスも良かったです。

金刀比羅宮に参拝するのでチェックイン前の時間帯だったのですが、送迎はしてくれるし、チェックインを受け付けて全国旅行支援のクーポンも頂けたし(さすがに部屋は無理)、参拝用の杖も貸してくれるし、ナイスでした。

参道の直ぐ傍のお宿で、参拝に便利なのも良いですね。

お宿の写真を撮り忘れたのが痛かったです。。。。

www.jalan.net

 

さて気を取り直して、金刀比羅宮参拝に向かいたいのですが、時間はちょうど11時。少し早いですが昼食にしておきたいと思います。

香川のさぬきと言えばうどん!

お店はこのうどん屋さんにしました。「こんぴらうどん」。

入ったところで待ち構えているのが布袋さん?(多分)うどん食ってます。

店内はこんな感じ。こんぴらうどんの建物は築百数十年の登録文化財にも指定されていて、外観はその当時のまま利用しています。

メニューはこんな感じ。セット色々。

単品の麺類系。

サイド系。ビールもあるよ。

こんぴら金箔うどん。間違った方向に進んでいる気がする。

私はしょうゆうどん定食。しょうゆうどん、とりめし、エビ天、とり天、冷奴、フルーツ。真ん中の蓋つき小瓶は醤油のタレが入ってます。

ちなみにしょうゆうどんは「出汁の無い特製醤油をかけてよく混ぜて食べるうどん」だそうです。

エビ天、とり天。両方とも大きくて美味しかったです。とり天って美味しいんですね。

こちらはとり天ぶっかけに温玉のせ。

温泉卵を割ってみました。とろっと良い感じ。

うどんのコシはソコソコ。思ったほど歯ごたえは無し。でも美味しいです。

tabelog.com

 

お腹もいっぱいになったので、参拝開始。長い石段を登ります。

最初は商店街の中を歩く感じ。勾配もきつくなくて楽勝感が漂います。

本宮は石段785段、厳魂神社(奥社)は全1,368段の石段を登りますので、まだまだこれからです。

鳥居です。まだまだ最初。

大門が見えてきました。113段目から大門までは特に急な石段とな り、「一之坂」と呼ばれます。

大門到着。

振り返ると見晴らしが良い景色。登ってきてますね。

金刀比羅宮境内で商売をすることは本来は禁止されているらしいのですが、昔から特別に許可されているのが五人百姓の方で、子々孫々ここで飴を売って良いんだそうです。大きな傘を広げて加美代飴を売っていて、こんぴらさんの名物らしいですよ。

帰りに良く見ましたが、美味しそうでなかったのでPASSしました。(笑)

桜馬場、ここは平坦な道です。

でもすぐにまた石段。。。。

神馬ちゃん。2匹いました。

おまけに何故か木造の神馬もいます。

カフェ&レストラン 神椿もありますが、食事はさっきうどんを食べましたのでスルー。

更に進むと、祓戸社。

火雷社。

さらに上がっていきます。旭社を横目に見ながら賢木門へ。

旭社は帰りに寄ります。

須賀神社の御祭神は、建速須佐之男尊と、その后神である奇稲田姫尊です。

石段785段を登りに登って御本宮に到着です。海抜251メートルに鎮座します。御本宮の御祭神は、大物主神崇徳天皇です。

思ったより足に疲れは無いですね。

金刀比羅宮ですから、紋も「金」、縁起が良いですね。

御本宮の傍には展望台があります。非常に眺めが良いのでここで一服してください。

さぬき平野?が一望できます。

カメラの性能ギリギリですが、遠くに瀬戸大橋も見えました。

奥社への参道です。これからさらに約1.2キロメートル、石段は全583段を登って厳魂神社(奥社)に向かいます。

常磐神社。こちらの神社は摂社が多いですね。

こちらは白峰神社です。白峰神社の御祭神は崇徳天皇です。崇徳天皇は貴族の内部抗争である保元の乱後白河天皇に敗れ、讃岐に配流された方なんですよね。

菅原神社。御祭神は、讃岐守(さぬきのかみ)でもあった菅原道真命です。

時折、さぬき平野?が眺められます。

しかし、この石段はすごいですね。なかなか終わりが見えない。

登ってきた石段を振り返るとこんな感じ。

こんあ平坦な道もありますし、休憩所もありますので、休み休み進んでください。

うーん、いやもう大変。

登りきったところでやっと奥社です。

厳魂神社(奥社)です。

奥社の海抜は421メートル、表参道からの石段の数は全1,368段です。

良く登ってきた!

御祭神の厳魂彦命は、戦国時代の象頭山金毘羅大権現別当金光院主だそうで、戦国の兵火により荒廃した金毘羅大権現の再興に尽力、金毘羅信仰の発展の礎を築きました。
「死して永く当山を守護せん」と言い残し、天狗と化して忽然と姿を消したと伝えられています。

なので奥社の岩壁には天狗と烏天狗のお面が取り付けられています。

 

登ったからには降りねばなりません。合計1300段以上降りていきます。

膝に来ますので皆さん気を付けてくださいね。

 

戻る途中にもお社がありました。

三穂津姫社。

旭社。

やっと大門裏の五人百姓まで戻りました。

参道の一段目から奥社まで行って戻ってですが、ゆっくり歩いてざっと所要時間は2時間半ぐらいでした。若い方ならもっと早く行けると思います。足の悪いお年寄りにはキツイかもしれません。杖はあった方が良いでしょう。

www.konpira.or.jp

(このサイトの参拝ガイド中々面白かったので皆さんもどうぞ。)

 

これから少し参道をぶらつきますが、長くなったので今回は終わりにしたいと思います。

次回にご期待ください。