前回はこちら。
素敵なお宿でしたが休暇村紀州加太を辞した後は和歌山観光の再開です。
まずは南海電鉄で和歌山に戻りますが、戻る電車がちょっと面白かった。
駅からして謎の「め」オブジェがあります。
さあ、電車を待ち受けましょう。
と思って待っていたら来たのは青い変な電車。
実はこれ「めでたいでんしゃ」なのでした。
めでたいでんしゃは4種類あって、この電車は「かい」くんです。
うみがモチーフなので、内装も面白い。
シートの柄がめっちゃ海と魚。そしてフィン。絶対みんなここに足を置いて記念写真を撮ってますよね。
色違いのシートの柄。凝ってます。
吊り広告も海柄。
つり革も木製で魚、カニ等。
あぁ、面白い、と思っていたら南海の和歌山市駅に到着、ここからJRに乗り換えてJR和歌山駅へ。
貴志川線はたま駅長で有名ですのでPRがすごい。駅のポスターです。
こちらも。たま尽くし。
JR和歌山駅構内もこんな感じ、みなさん猫好きですね。
貴志川線に乗って出かけようと思ったら、イチゴ電車(笑)。
ドアもイチゴ。乗るこっちが恥ずかしくなります。
車内もイチゴ。
シートもイチゴで目がくらくらしてきます。
しかしながら、すぐに目的地に到着、日前宮。
目的地は「日前神宮・國懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)」読みにくいのでふりがなつきです。
それでは鳥居をくぐりましょう。
境内はこんな感じ。写真制限があるので、奥の本殿エリアは一切写真が撮れません。
悪しからず。
ひとつの境内に2社あるのも珍しいですが、実はご祭神やその社伝も面白い。
興味がある方は調べてみて下さい。
神楽殿。
柵から向こうは神域ですので撮影禁止です。残念。
日前神宮・國懸神宮は紀ノ國一宮ですので、是非とも訪れたかった神社でした。
さて、参拝の後はに日前宮駅からJR和歌山駅へ戻ります。もちろん無人駅、ICカードリーダーなんてありません。来た電車に乗る、それだけ。
なんか変なラッピング電車が来ました。和歌山電鐵貴志川線もやりますね。
ちなみに無人駅から乗る場合は、バスと同じで整理券を取り、降車時に車内で清算します。
和歌山駅で降車する場合は、ホームの改札で清算しますが、そのままJR和歌山駅直結なので、こんな清算券が貰えます。
最初に和歌山駅から乗る時は、貴志川線の券売窓口(JRではありません)で、普通に切符が買えますが、帰りがちょっと面倒。
そろそろお昼ですね。和歌山の新鮮な海の幸を食べたいと思います。
お店はこちら。「銀平」。
お昼のメニューはこんな感じ。鯛めしが名物なのですが、朝食でお腹がパンパンでしたので、普通の定食メニューにしました。
最初に小鉢3品。お豆腐、煮浸し、鯛皮の南蛮漬け。
鯛皮の南蛮漬けはカリカリしてポテチのようで美味しかった。
私はお造り定食。刺身はよこわ、はまち、鯛。
全て鮮度良く、ゴリゴリした食感を堪能できます。美味い。
海鮮丼定食。お造り定食との違いは半熟卵位でしょうか?(笑)
食後は紀三井寺へ。有名なお寺です。JRで移動します。
駅舎自体は普通の駅舎。
紀三井寺へは案内が出てますので、その通りに行けばOK。迷いません。
紀三井寺の麓に到着。
これから登ります。まだ楼門しか見えませんが。
閻魔大王様もいらっしゃいます。
普門院、十一面観音が安置されています。
この急階段ですが、トレーニングで駆け上る人がいるらしいデス。
トレーニングは参拝の邪魔にならないようにと注意書きがありますね。登段の最速記録は21.9秒、早いですねぇ。
まるでお城の様な石垣です。
紀三井寺の語源となった三つの井戸の一つ、清浄水。
波切不動尊です。
楊柳水。
松樹院身代り大師。
さぁ、登段再開です。
天辺に到着、良く登って来ました。
仏殿です。
仏殿の展望台からの眺めです。
海が見えますね。
和歌山城方面なのですが、小さくてよく見えないですよね。
紀州東照宮方面です。
紀三井寺境内を上から。
ご本尊の千手観音です。
六角堂。
鐘楼です。
大師堂。
本堂です。
三社壇現への登り階段。なんか伏見稲荷っぽい。
奥に白山妙理権現、熊野三社権現、金剛蔵王権現が祀られています。
多宝塔です。
この日は寒かったのですが、檀家の方と思いますが、御接待で甘酒の振る舞いがありました。親切心が心に染み入りますねぇ。
地上に戻りますがエレベーターを使って戻りたいと思います。(笑)
と言ってもこんな高さのレベル。
このほかにも紀三井寺はケーブルカーもあって、別料金を払えば乗ることが可能です。
普通の人は大丈夫と思いますが、試しに乗ってみても面白いかもしれません。(笑)
それではここから歩いて移動です。玉津島神社に向かいます。
バスでも移動できますが、タイミングの良いバスがありませんでした。
途中では海も眺められます。
玉津島神社に到着です。
鳥居と奥に拝殿です。
拝殿です。
稚日女尊をお祀りしています。
境内の一角を工事中。庭園を造っているようですね。
見晴らし展望台もありました。
次に鹽竈神社。安産・子授けの神として篤い信仰を集めているようです。
私の訪問時も懐妊のお礼に来たご夫婦がいらっしゃいました。
この神社、実は洞窟神社です。ですので入り口だけ写真に撮りました。
第10代紀州藩主徳川治寶の命によって架けられた不老橋。
江戸時代のアーチ橋は非常に珍しいですね。
横から見た方がアーチの形が良くわかります。
最後の訪問地。紀州東照宮。
参道には、結晶片岩が敷きつめられています。この地域でよく見かける岩石らしいです。
今日一日、あちこち歩いて登りましたが、最後の階段です。
登り切りました。和歌の浦を遠望できます。多分。
それにしても急階段ですね。お祭りのときはここを神輿を担いで降りるそうです。
東照宮の境内です。
神輿舎、中に御神輿が安置されています。
唐門です。ここから内側は写真禁止です。残念。
中ですが、極彩色の彫刻と壁画があって、そこそこ時間を取って眺めても飽きないと思います。
日光東照宮と比べれば非常に小さいのですが、彫刻の類は中々立派だと思いました。
皆さんもどうぞ。
さてここから和歌山市駅に戻りますが、バスの本数が少ないので気を付けてください。
私も予め調べていきましたが、バスの本数が絶対的に少ないので結局タクシーを利用しました。(でもGOが使えたので良かったです。)
最後にお土産情報。
駅ビル「キーノ」の1Fにスーパー「ロックスターファームズ」がありますが、実はここ、紀州みやげも揃っています。
うちはここで、日本酒とお菓子と田村みかんを購入しました。最後のお土産購入にご利用ください。
今回の旅はここまで。
一泊二日の和歌山温泉旅、やはり海鮮と温泉は良いですね。
大阪から近いですし、時間があれば皆さんも是非どうぞ!!