金閣寺、妙心寺、仁和寺と蕎麦&ベトナム料理 その1
折角関西に住んでいるのだから、ベタな観光をしても良いかと思い、京都へ行って見ました。
今回はきぬかけの路沿いにお寺をまわる計画です。
まずは金閣寺へ。お昼には少し早いのですが、まずは腹ごしらえをしたいと思います。
お店はこちら「権太呂 金閣寺店」。
暖簾をくぐって玄関です。
そば・うどんのお店ですが、御膳メニューもあります。
麺類のメニュー、丼物のメニュー、
飲み物とうどんすき。
おつまみ的なメニュー。
必ず勧めてくるのがこれ。オーダーしなかったのですが、半分ぐらいの人がオーダーしてました。トライすれば良かったと反省。
蕎麦を巻いて揚げるという、訳の分からないメニュー。
こちらが「秋天ざる御膳」。秋を感じさせる天ぷらのざるですね。
さつまいも、茄子、海老、海苔、カボチャ、インゲンの天ぷらです。
御膳のセットなので、しめじの炊き込みご飯と胡麻豆腐、漬物が付きます。
美味しいのですが、奈良の「蕎麦切り よしむら」さんの方が美味しかったと思います。
神さんは普通の天ざる御膳。
海老2匹に海苔、インゲン。
金閣寺の近くで、桜木町のバス停も近いので便利ですし、美味しいです。
それでは金閣寺へ行きましょう。
まずは総門、入口ですね。
鐘楼です。
唐門の前で拝観料を払って中に入りますが、なんと拝観チケット代わりにお札を頂けます。
このカーブを曲がったら。。。。
金閣寺!
思ったより金ぴかです。この日は天気が良かったので尚更キラキラしていました。
逆さ金閣寺に挑戦。そこそこ奇麗に取れたのではないでしょうか?
遠景から。緑に囲まれていて、絵になりますね。
こちらは方丈。外から見るだけです。
金閣寺を横から。
金閣寺を後ろから。
金閣寺は中に入れません。ですが説明の写真がありましたのでご紹介。
下が三層目。
二層目。
一層目。
金閣寺は順路が決まっていて基本的に一方通行です。
途中に銀河泉、巌下水、龍門滝、安民沢、白蛇の塚とかありました。
興味のある方はどうぞ。
夕佳亭(セッカテイ)。後水尾上皇の為に作られた茶室で、夕日に映える金閣が特に佳いということからこの名が付けられました。
貴人榻、身分の高い人が座る腰掛石です。つまりは石の椅子ですね。ちなみに座れます。
最後に不動堂です。
こちらで参拝はおしまいです。
入口の茶店で金箔ソフトで一休みするもよし、お土産を買うもよしです。
次はきぬかけの路を通って妙心寺へ。
この「きぬかけの路」の云われですが、59代宇多天皇が真夏に雪見をしたいと無茶を言ったので、衣笠山(=きぬかけの山)に絹を掛けて、雪山っぽくした話が元ネタらしく、一見良い話風ですが、冷静に考えればとんでもない馬鹿垂れな話だと思います。
どれだけ無駄使いするのかと小一時間ほど問い詰めたいですね。
その道がこんな感じ。ある意味普通の道路ですね。
立命館大学の裏手を通り、山猫軒(カフェ)の角を曲がります。
わらび餅で有名な「笹屋昌園 」です。妙心寺へ行く途中にあります。
当然、わらび餅も購入しました。
ここで、少しだけわらび餅もご紹介。
わらび餅「極」の小さい方(2人前)です。
早速開けてみます。説明書きがあるのでよく読んでおきましょう。
木の箱ときなこが出てきます。
更に箱をあけてわらび餅とご対面。
粘りとコシ?と伸びが違う気がします。以前、奈良の天極堂で食べた葛餅を彷彿とさせます。
ちなみにカフェで食べることができる「作りたて」は、ものすごく伸びるらしいデス。
当然、独特な食感ときなこの風味が良く美味しい一品です。多分、砂糖が入っていないと思うのですが、きなこの甘さが良いですね。
妙心寺は非常に大きなお寺さんで、「塔頭」といわれる個別の寺院を含んだ寺院になります。妙人寺自体は公開しているのですが、この塔頭寺院は公開していないところも多く残念ですが、お寺の中の路を歩くだけでも、なかなか趣があります。
奇麗な路と壁が続きます。
天球院。1631年(寛永8年)岡山藩主池田光政が伯母天球院のため建立。
金牛院。
1597年(慶長2年)臼杵藩の初代藩主・稲葉貞通が父一鉄の菩提を弔う為に創建。
春光院。堀尾家の菩提寺です。
塔頭寺院を少し紹介しましたが、こんな感じの小規模な寺院が非常にたくさんあります。紹介しきれないのでこれくらいにしておきます。
こんな道の両側がすべて塔頭寺院です。
ようやく到着。妙心寺です。写経もやってます。
拝観料を支払って中を見学したいと思います。こちらは大方丈。普段は見学できるらしいですが今日は法要があるらしくダメでした。
廊下を通って大庫裏へ向かいます。
この場所は時代劇のドラマや映画の撮影に使われるらしいデス。
大庫裏です。いわゆる台所、炊事場ですね。
最後に法堂に向かいます。
天井には完成するまでに8年もかかった狩野探幽筆の雲龍図がありますが、堂内は撮影禁止なので写真はありません。残念。この雲竜図は必見だと思います。
法堂を外から。
浴室、明智風呂というそうです。明智光秀の叔父である大嶺院の密宗により光秀の菩提を弔うために建立されたそうです。
良い天気で寺社巡りには良い日です。
仏殿です。
三門です。
こんな細い道ですが、車が通っていきます。
小方丈へつながる入口。
桂春院。退蔵院・大心院とともに公開されている妙心寺の塔頭の一つです。
これで一回りできました。それでは仁和寺へ行きましょう。
でも長くなるので次回にしたいと思います。