岡山と桃太郎で美味しい旅 その1
関西に住んでいると意外と岡山には旅行で出かけない気がします。意外と近いんですよね。全国旅行支援もありますので、折角ですから一泊旅行に出かけてみました。
使うのはご存じ?のJR岡山・倉敷 ぐるりんパス。新幹線と岡山・倉敷の周遊区間乗り放題、幾つかの観光施設が無料になります。こんなにお得なのに、今回は山陽新幹線 岡山開業50周年キャンペーン「50周年 岡山・倉敷ぐるりんパス」でさらにお安くなり、岡山城も無料で入れます!
それでは新大阪から出発です。
ひかりに乗るのは久しぶりですね。
今回は朝早いのでお弁当を購入。新大阪駅は在来線の改札内に大きなお弁当屋さんがあるので、お弁当選びが楽しいですね。
私の選んだのは兵庫の美味しい物が詰まった「ひょうご玉手箱弁当」です。
何を食べても美味しい弁当でした。
椎茸のカレーパン粉焼は椎茸の旨味が違いますね。それと但馬牛めしは単純に美味しい。但馬牛がもっと欲しいです。真蛸のちらし寿司も生姜風味でナイスです。付け合わせの黒豆が非常に美味い。やっぱ瀬戸内は蛸ですね。
ちなみでサラダは揖保乃糸の素麺サラダで味的には?でしたね。
神さんはお気に入りの「六甲縦走弁当」。
「山登りに最適!」と言ってますが、山には登りません。(笑)
新幹線で岡山到着の後は山陽本線に乗り換えて倉敷へ向かいます。
とりあえずホテルに向かいます。チェックイン前ですが荷物だけクロークに預けます。
写真はホテルの建物ですが、夜の写真です。ご参考までに。
こちらのホテルはおしゃれホテルですので、1Fのロビーでビリヤードで遊べます。
ま、遊んでいる人はいませんでしたが。
その他にも、1杯だけ無料で飲める試飲カウンター(日本酒、ジュース)もありました。2杯目からは100円になります。(笑)
さぁ、倉敷観光です。
まずは大原美術館。こちらの施設はパスで無料になります。お得です。
こちらの有名な作品はエル・グレコの「受胎告知」ですね。その他にも、モネの「水連」、ピカソの「鳥籠」、児島虎次郎「眠れる幼きモデル」。
その他にもドガ、シャガール、セザンヌ、ミレー、ゴーギャンの作品もあります。
地方の美術館にしてはラインナップがすごいですね。
工芸・東洋館もあります。陶芸や棟方志功の作品が展示されています。
東洋館はこんな感じの蔵の中に作品が展示されていました。
ざっくり所要時間は1時間半くらいでしょう。
なんと白鳥が2羽いました。皆さん写真を撮りまくりですね。
ちょうどお腹も空いてきましたのでお昼に突撃です。
お店は倉敷の「浜吉」さん。
せっかく岡山に来たのですから「ままかり」を食べねば!
そう思って「ままかり定食」を注文しました。
でも、ビールは必要ですよね。(笑)
まずは付きだし、エビの塩辛はビールに合います。煮浸しもね。
お刺身はさわら、蛸、真鯛です。
鯛は熟成系でねっとり旨味がありました。さわらもそうですね、ねっとり系でした。蛸はしっかりと食感があり美味しさも抜群、いいですね。ビールが進みます。
ままかりの酢漬け。なんと、焼きと生の酢漬けの2種類が付いてきます。
どちらも美味しいのですが、焼きの方が香ばしくて好みですね。お酢の加減も良い感じです。少し甘みもありますね。それとそうめん南瓜も良かったです。
ままかり寿司。美味い。ご飯は全部これで良いんじゃない?くらいの美味さです。
酢加減は絶妙ですね。味付けは全体的に少々薄めで甘めな気がしますが、出汁の影響かと思います。
煮物、里芋が良いですね。個人的に芋好きというのもありますが。
じゃこ御飯とお味噌汁。じゃこは美味い!
最後のデザートが「トマトのコンポート」。人生初のトマトのコンポート、トマトの味と食感で甘いという衝撃(笑劇)的な体験でした。
食後は倉敷散策を再開です。蔵の街ですのでこんな感じの蔵が林立しています。
大原美術館の前は「有隣荘」。大原孫三郎が家族で住むために建てた大原家の旧別邸。
普段は外観のみしか見れません。
そのお隣にあるのが「語らい座 大原本邸」。こちらもパスで無料の施設です。
最初の土間には歴代当主の有難いお言葉が暖簾のように吊り下げられています。
私の気に入った言葉は大原孫三郎氏の「十人のうち七人も八人も賛成するようなら、もうやらない方がいい。」、事業を起こすのなら、たいていの人が賛成するタイミングでは遅すぎる、人に先んじねばならない、と言う意味だそうです。
謎のオブジェ。
炊事をする土間です。
お母さんからのお手紙朗読コーナー。なかなか良いお手紙でした。お時間があれば聞いてみて下さい。
昔の蔵を改装して、大原家ゆかりの展示をしています。
雰囲気がありますよねぇ~。
一番奥が離れになっています。
離れの内部です。
お庭の写真を一枚。係員の方が説明してくれましたが、この庭の松はその当時の当主の意向で、枝ぶりを横に延ばさず、自然に上に伸びるままにしたそうです。面白いですね。
次は倉敷考古館。こちらもパスで無料です。
倉敷近辺の考古学的な資料が展示されています。
銅鐸とか土器とかですね。意外と縄文遺跡があるんですね。
中橋の上から大原美術館の方を一枚。
少し歩いたので糖分を補給したくなりました。パフェで有名なくらしき桃子へ行きましょう。
わたしが訪問したのは「くらしき桃子総本店」。非常に混んでいますが、訪問すれば整理券をくれますので、大体何分後に自分の番が来るのか分かります。
散策したり買い物したりして時間を有効活用できますので便利です。
こちらが神さんのオーダーの柿パフェ。柿そのものに柿のアイス。贅沢。
こちらは洋梨パフェ。洋梨が甘くてトロトロ。甘味絶賛ですね。男性でも頬が緩むレベルです。
残念ポイントは食べにくいところでしょう。(落っことしそう。)
このお店は人気店なので、13時半くらいの訪問でしたが、個数限定やお店限定のパフェは売り切れていました。限定メニュー狙いはAM必須、なんなら開店直後位を狙った方が良いと思います。
それと、オータムスペシャルパフェのような盛り合わせ系季節限定はボリュームがすごいので注意してください。
長くなりましたのでパフェの後は次回にしたいと思います。