岡山と桃太郎で美味しい旅 その3
前回はこちら。
朝です。気持ちよく起きるためには朝風呂です。
この倉敷ロイヤルパークホテルは大浴場が朝からオープンしていますので朝風呂には最適です。
朝風呂の後は朝食です!会場のビューラウンジに行って見ましょう!
こちらの朝食のシステムは、「日替わりプレート」は席まで持って来てもらえますが、そのほかは自分で取りに行くビュッフェスタイルです。
ビュッフェの内容ですが、きんぴらやお海苔、
ヨーグルトとカットケーキ、
奥は小松菜ときのこの和え物ですが、手前はマグロの漬けになります。
トッピングにとろろもありますので、立派なマグロとろろ丼になります。
牛乳、オレンジジュース、アップルジュース、そして珍しいのですがアサイージュース
コーヒーマシーンも当然あります。
コーンスープと味噌汁。
味噌汁の汁はこのサーバーから「ジャー」っと出てきます。
パンもあります。美味しかったですね。
焼魚もあります。
サラダもあります。コロナ対策だと思いますが、既にこんなカップに盛られており、
追加でこんなトッピングをするスタイルです。面白いですね。
11Fにありますので眺めが良いです。目の前にあるのは阿智神社のある丘です。
記念写真を撮る人も多かったですね。
朝食後にチェックアウト。倉敷の駅から岡山にいったん戻ります。
そこから桃太郎線に乗って総社方面へ。
電車は普通で桃太郎的な何かはありませんでした。
目的地はこちら「吉備津」駅です。
鳥居は割と線路のそばにあります。
駅から歩いて10分程にあるのが「吉備津神社」です。
こんな道をトコトコ歩いて行きます。
割としっかり階段を上ります。
桃太郎の元ネタになったのが、伝承上の鬼か人物と言われた「温羅」を吉備津彦が退治した話ですが、この矢置石はその際に吉備津彦が矢を置いた石と言われています。
北隋神門です。
割と急こう配ですね。
「平賊安民」と額にあります。賊を平らげ民を安んじる、正に鬼退治な額ですね。
御本殿です。
ここから回廊に向かいます。長いですよ。
この回廊も実は勾配がきついですね。
この回廊の奥まったところにあるのが鳴動「御釜殿」です。
鳴釜神事で有名な御釜殿です。
吉備津彦命に退治された温羅の頭が釜の下に埋まっていて、お願いすると釜を鳴らして吉凶を占ってくれるようです。冷静に考えるとすごい神事ですよね。
吉備津彦と温羅の関係性とこの神事を考えると面白い考察も出来ますが、それはまた後にしましょう。
こんな木製の鬼の金棒もあります。
えびす宮です。
御神木の大イチョウの木です。
本殿を横から見たところです。
次に向かったのは一童社です。学問・芸能の神様をお祭りしています。
入口の祈願トンネルから入ります。
本殿でお参りします。
振り向くと応援の言葉が!この演出は良いですね。
紅葉も少しありました。
なぜか備中神楽面も飾ってあります。
それでは次の吉備津彦神社に向かいます。
階段はありませんので線路に降りて反対側のホームに向かいます。
駅で言えば一駅、隣の駅です。備前一宮駅に移動します。
駅から歩いて3分にあるのが、吉備津彦神社です。こちらは彦が付くのですが何が違うのでしょう?
まずは随神門。
扁額が飾ってあります。
階段の向こうが拝殿です。
こちらが拝殿。見えませんが後ろに本殿があります。
手前から祭文殿、渡殿、本殿です。
本殿のアップです。
実は吉備津彦神社は摂社も多い神社です。
一番手前は温羅神社。温羅がお祀りされています。
子安神社です。
摂社がずらり。なぜか一番端に祓戸神がお祀りされています。
ふつう一番最初の入り口にお祀りされる神様なんですけどね?
さて、駅までも戻りますが、途中で島の神社にもお参りします。
こちらは亀島神社。
奥の小島に環状列石があります。古代祭祀跡と思われます。
靏島神社が反対側の島にあります。
面白いですね。
もともと吉備一帯に勢力を持っていた製鉄技術を持つ勢力、これが温羅一党だと思うのですが、これを大和政権から派遣された将軍が簒奪したのが温羅の伝承なんだと思うんですよね。
鳴釜神事自体が製鉄技術を持つことの証と思いますし、温羅は「吉備の冠者」とも呼ばれており、それを本来の名は「ヒコイサセリヒコ」である吉備津彦が名前とともに土地も簒奪したのではなかろうか。。。
ゆえに古くからある神社やその信仰に中では温羅がそれなりに丁寧に扱われているのでしょう。
素人考えですね(笑)。
さて神社巡りもここまでにして岡山駅に戻りたいと思います。
でも長くなるので今回はここまで。次回をお楽しみに!