前回はこちら。
道後麦酒館で一杯ひっかけた後は道後館に戻ります。
歩いて帰る時にお土産屋さんを覗きましたが、なんと蛇口みかんジュースが!
それも5種類!
道後温泉ではこんな蛇口があちこにあります。面白いですね。
道後温泉には道後温泉本館だけではなく、実は椿の湯と飛鳥乃湯泉の二つの外湯があります。こちらは飛鳥乃湯のライトアップバージョン。
こちらは椿の湯。
夜23時まで空いてますので、食後もオッケーですね。
それでは「道後館」に戻って、ディナータイムです。
まずは食前酒。蔵元の柚子酒です。甘さを抑えたスッキリ味、柚子風味が効いていて良いです。
前八寸、「冬はつとめて石槌山の恵み八寸盛り」。
冬の情景が広がる八寸ですね。季節の見立て料理なのですが、目にも美味しいです。
下の小皿は、浜千鳥松風、葉の陰はふく白子寄せで美味しくてたまりません。ウズラの卵を紅で染めてます。
海老味噌和フラン。ピンボケ写真でごめんなさい。
洋風茶わん蒸しになります。コクがあるのにさらに海老味噌のコクが足されていてたまらんです。
備長炭・梅のつぼみ見立て。
柚子みかんカブラ大根和え。さっぱりで美味しい。お酒が進みます。
柚子ハイボール。ビールはさっき飲みましたので。
小吸椀、「媛っ子地鶏つみれと伊予美人すり流し」。
伊予美人は愛媛の里芋です。つみれも美味いし、あったまります。
それにしても愛媛のものばかりですね。
お造り。
上の段の左からですが、
愛鯛、歯ごたえのある新鮮な鯛、人参のつまも鯛の形です。
ブリ、これも歯ごたえゴリゴリ、脂ものって美味いですね。
さよりと炙り紋甲イカ、これは炙り紋甲イカが絶品。ねっとり熟成系で旨味が凝縮。
下の段の左から、
鱒のみかんジュレ、みかんジュレがさっぱり感と旨味を足し算してます。
ひめマグロ、美味しいのですがこの中に入ると普通かな。
まだこ、歯ごたえ抜群、吸盤はプチプチして美味しい。
瀬戸内海の海の幸、最高!
お醤油かみかん塩でお召し上がりください。
食べ終わるとそこには桜と紅葉。器もきれいです。
伊予牛夕香利休鍋。
厚揚げ、白きくらげ、真ん中は胡麻豆腐でこれが美味しかった。
お肉は伊予牛、非常においしゅうございました。
ここらへんで日本酒の飲み比べセットを投入。
説明の書き物もあって親切設計で良いです。桜うずまきが美味しかったです。
焼き物、瀬戸内鮑と地魚巻織、才巻海老 オリジナルソース。
なんとこの鮑、養殖鮑です。巻織とは卓袱料理の一つで細かく刻んだ野菜と豆腐、玉子と地魚のすり身を包んで焼き上げたお料理です。
焼き上がりです。単純に鮑が柔らかくおいしかった。バターが合います。絶品。
巻織の地魚は太刀魚でした。魚肉ソーセージみたいでこれまたうまい。すごく美味い。
海老もぷりぷりで良かったです。
戸島一番鰤大根と甘とろ豚 雪銀河八方あん掛け。
愛媛ブランド「戸島一番鰤」「甘とろ豚」を使った料理。
見当た通りの鰤大根と豚の角煮ですが、それの超高級バージョンですね。
大根おろしワサビを良く溶いて頂きます。
豚、鰤、激ウマ、ここまで食べてもまだ美味い。カボチャもちも美味しかったです。
鯛の釜飯。これが炊ける前。
炊きあがり。
盛り付け。非常に美味しい釜飯です。出汁が良いですね。鯛の切り身が少な目の様な気がしますが。。。でも美味い。
酢の物、漬物、味噌汁です。カマスの酢の物、牛蒡のみそ漬けは絶品。
締めのデザート。
酒粕プリンは蜜柑ソースをかけます。デザートも美味しかったです。
うーん、満足な夕食でした。ボリュームもあってよかったです。
寝るまで少し時間がありましたので館内を散策です。
なんと館内の2階から1階に流れる滝がありました。無駄に豪華。
1階のロビーも広々してます。
館内にこんな水場をあしらえるとは豪華。
温泉浴場に続く通路も水の流れがあります。
探検終了、あとは温泉に入って寝るだけです。
そして翌朝、朝食の時間です。
「風神・雷神八寸盛り」、下の器の模様が風神、雷神です。これ朝食なんですけどね。
金山寺みそ、大葉のり、切り干し大根和え物、おから(左上)とごぼう(右上)の十八穀まぶし。金山寺みそ、大葉のりでご飯が進みます。
浅利の味噌汁と十穀米。
自家製豆腐とお漬物。
煮物。巾着と海老芋が美味しゅうございました。
焼き物はハマチ味噌漬けと野菜瀬戸揚げ。瀬戸揚げが美味しい。焼き立てが頂けます。
温泉卵も有りました。
内子豚ハムとサラダ。
朝からごはんもお代わりして、太ること請け合いです。
今回のお宿、道後館はお湯が良いですね。結局4回も入浴してしまいました。
食べて温泉は行っての極楽生活は最高です。でもチェックアウトの時間が来てしまうんですよね。。。
気を取り直してチェックアウト。
荷物はホテルに預けて身軽になって、それでは松山城で行って見ましょう!
でも長くなったので次回にしたいと思います!