大阪神戸京都たまに奈良和歌山で食べる

大阪神戸京都たまに奈良和歌山で美味しいものを食べます。

比叡山延暦寺巡拝とびわ湖バレイ、おごと温泉湯元館 その1

比叡山延暦寺は日本史の授業で必ず出てきますが、行ったことがない人が大半だと思います。

今回は、比叡山延暦寺に巡拝して、おごと温泉湯元館で一休み、びわ湖バレイで展望を満喫するプランを立てました。

例によって、車を使わず公共交通機関のみのスタイル。どんな旅になったでしょうか?

それでは出発です!

まずはJRの新快速で山科の駅まで。

JRで行ったのですが、なんと京都駅で連結切り離し作業が発生!

湖西線琵琶湖線に分割されることになるのですが、予想していない事態に狼狽える初老の夫婦!?間違えて草津の方行ったらどうしよう!てな感じでした。

答えとしてはどっちに乗っても山科には行くので問題なかったのですが、あわてました。(山科から別々に分かれます。)

ちなみに前4両が新快速湖西線経由敦賀行き、後8両が新快速米原行きになるらしいです。これは現在の情報なので、乗る際には車内アナウンスを良く注意して聞いてください。慌てなければ大丈夫。(笑)

 

なんだかんだで、京阪山科に到着。ここで「比叡山延暦寺巡拝 大津線きっぷ」を窓口で購入します。

京阪電車大津線全線、坂本ケーブル、江若バスの比叡山坂本駅ケーブル坂本駅比叡山内シャトルバス比叡山延暦寺の巡拝が込み込みで2900円のお得チケットです。

皆さんも是非どうぞ。

www.keihan.co.jp

 

あっという間に坂本比叡山口駅に到着です。

ここから徒歩で移動です。まずは駅のすぐそばの坂本観光案内所を目指しましょう。

地図などをゲットできます。

 

生源寺。伝教大師最澄が生まれた場所に建てられているらしいデス。

産湯の井戸もありました。

なんというかほっこりしたお寺でした。

 

坂本ケーブルまで石畳と石垣が続いています。

穴太衆積みの石垣といって、有名な石垣です。坂本には、穴太衆と呼ばれる石工集団がいて、自然石を巧みに組み合わせる「穴太衆積み」という技法で作られ、戦国時代には石垣造りに活躍したそうです。

更に歩いてケーブル乗り場へ。標識が完備されているので迷いません。私は歩きましたがバスもありますよ。

坂本ケーブルの駅に到着。ちなみにこの駅舎の中にコインロッカーもあります。この日は普通の金曜日でしたが、コインロッカーはがら空きでした。

ケーブルカーですが、毎時00分と30分の出発です。ちょっと時間が余った時にお薦めなのが、日吉東照宮

ケーブルカー乗り場から往復で15分くらいで行けちゃいます。お時間がある時にどうぞ。

ちょっと階段を上る必要がありますが、その分絶景!

境内の見晴らしの良いところから一枚。うーんよいですね。

そんなに広くないのでささーっと帰りました。

 

さあ、時間になったのでケーブルカーに乗りましょう!

 

10分ちょっとでケーブル延暦寺駅に到着。

ちょっとした展望エリアもありますので皆さんどうぞ。やっぱり山頂の方が眺めがすごいです。

ケーブルカーの駅から少し歩いて比叡山延暦寺へ。東塔のバス停から延暦寺バスセンターまでシャトルバスを使うより、歩いた方が早いです。道路は舗装されており歩きやすい道でした。でもこの延暦寺エリア全体にいえますが、アップダウンは激しめです。

お山全体の地図です。比叡山は広いので、メインのエリアが東塔、西塔、横川の3エリアになります。

 

比叡山の凄いところ。自前で消防車を持ってます。そりゃ国宝レベルの木造建築が多いですからね。

それでは一番メインの根本中堂へ行って見ましょう!

残念ながら根本中堂は改修工事中。そとからは見えませんでした。

工事を真正面から。工事中でも巡拝できます。

一応改修工事は写真撮影可能です。

屋根を真正面から。

大規模工事でした。

根本中堂ですが建物は国宝に指定されています。廻廊は国重要文化財に指定されています。中堂内陣にある灯火は「不滅の法灯」と呼ばれ、西暦788年(延暦7年最澄が根本中堂の前身である一乗止観院を建立した際、本尊の薬師瑠璃光如来の宝前に灯明をかかげたのが始まりで、その後一度も消えることなく輝き続けていると伝わっていることから、そう呼ばれています。本当ですかね?

残念ながら中堂内は写真撮影禁止なので写真が無いのですが、厳かな雰囲気で厳粛な気持ちになります。

 

次は根本中堂の前の急階段を上がります。

上がった所にあるのが「文殊楼」、本来の正門だとのことです。

大黒堂。本尊の大黒天は、「三面出世大黒天」と言われ、大黒天と毘沙門と弁財天が一体になった姿をしています。豊臣秀吉が出世できたのもこちらの大黒天にお願いしたかららしいデス。

鐘楼。開運の鐘らしいデス。大きなお寺さんですと、一撞き500円位するもんですが、ここは無料でした。

大講堂。国重要文化財です。

戒壇院。

さて長い階段を上って行きましょう。

登った先には阿弥陀堂があります。

丁度法要があったようで、大勢のお坊さんがお経というか声明を唱えていました。

中々聞く機会がないので得した気分です。

法華総持院東塔。実は昭和55年に阿弥陀堂の横に再興されたので、最近の建物です。

ここまで見て11:30、ちょうどお腹も減りました。延暦寺会館でランチにします。

延暦寺会館の2階のお食事処、望湖 (ぼうこ )です。11:30の開店直後に入ったのでガラガラです。

名前の通り、びわ湖が望めます。うーん、良く見える。

こちらはそば膳。お蕎麦とおにぎりです。

精進料理のお店ですので、お蕎麦の出汁は野菜出汁、大根、昆布、椎茸の出汁になります。あっさり薄味ですが、意外と美味しい。それと牛蒡のキンピラも美味しい。

おにぎりは普通ですね。でも悪くない。

神さんは精進料理を食べてみたいというので、本格的な比叡御膳。

神さんの感想ですが、全体的に美味しいとのこと。精進料理なので、肉魚系が出汁に至るまで使っていないのですが、野菜の味わい、キノコの出汁を十分活用していて、悪くないそうです。煮物も美味いらしいです。特に湯葉刺身は絶品。

小鍋も美味しかったらしいデス。一番ダメなのが「白米」ぼそぼそでダメダメと言ってました。残念。

tabelog.com

 

食後ですが、少し歩いて延暦寺バスセンターへ。そこからシャトルバスに乗って横川へ。ちなみに「よかわ」と読みます。

龍ヶ池。

龍神社です。

さぁ、横川中堂の正面へ向かいます。中堂の横の階段を上っていきます。

横川中堂を正面から。内部は当然撮影禁止です。

東塔エリアと違って、横川エリアは非常に森の中感が強いですね。

強いというか、なんか不安になります。人も少ないし。

森の中をあるいて恵心堂へ。恵心僧都源信の旧跡です。

御堂近影です。

本日一番楽しみにしていた御堂、四季講堂(元三大師堂)に到着です。

角大師の図像が有名ですよね。元三大師良源が夜叉の姿に化して疫病神を追い払った時の像と言われています。

表門です。

御堂です。内部は写真撮影ができません。角大師のお札が購入できます。

横川エリアはこれくらいですね。歩いてシャトルバスの駐車場に戻りますが、道が寂しい森の中。。。

何とか無事にバス停につきました。



西塔エリアは次回になります。ご期待ください。

 

www.hieizan.or.jp