比叡山延暦寺巡拝とびわ湖バレイ、おごと温泉湯元館 その2
前回はこちら。
シャトルバスに乗って西塔エリアへ。車で巡拝するのでなければ、シャトルバスは必須です。ですので、時刻表の時間に合わせて計画的に巡拝しましょう。
西塔エリアでお出迎えしてくれる看板はこれ。猿かぁ~。
まず最初に浄土院へ向かいます。歩いて分かりましたが、意外とこの浄土院は遠いです。思ったより遠いです。(笑)
浄土院には伝教大師の御廟があります。
浄土院を正面から。
このまま帰っては行けません。お堂の後ろに奥之院がありますよ。
こちらの建物は椿堂。
あっちこっちにある夫婦杉がやっぱり比叡山にもありました。
有名なにない堂に到着です。
常行堂・法華堂(にない堂)は渡り廊下でつながっています。弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担ったとの言い伝えから、にない堂とも呼ばれています。ほんとか?
普通の修行にも使われているのでこんな看板が。すごいですね。
釈迦堂。
鐘楼です。
にない堂を後ろから。
うーん、これですべての御堂の巡拝が終了です。
それにしても比叡山は広いですね。ざっとタイムスケジュールを書いてみると
09:15 京阪坂本比叡山口駅出発
10:00 行きのケーブルカーに乗車
10:20 東塔エリアの観光開始
11:30 延暦寺会館でランチ
13:30 シャトルバスで横川から西塔へリアへ移動
14:40 シャトルバスで西塔から東塔エリアへ移動
15:00 ケーブルカーで山麓へ降りる
と言う感じです。個人的にはこれで充分観光に必要な時間は取れたと思いますので参考にしてください。
ちなみにこの日の歩数ですが、約19.000歩、一日で上がった階数56階でした。
しっかり歩きますからね~。
ケーブルカーの延暦寺駅からの見晴らしですが、非常に良いです。
こちらは南側、大津の方です。
こちらが北側。遠くまで湖ですねぇ。
ケーブルカーです。
どうせ乗るなら前の方の席を狙ってください。
途中にトンネルもあったりします。
坂本ケーブル駅到着後は温泉宿へ向かいましょう!この日の宿泊は「おごと温泉湯元館」です。
電話で連絡しておけば、なんと坂本ケーブル駅まで迎えに来てもらえます!
坂本ケーブル駅でコインロッカーに預けた荷物をピックアップして、そのままホテルの送迎バスに乗って、湯元館へ向かいます。ラクチンでした。
ホテルの全景です。そこそこ大きなホテルですが、建て増ししてますので、内部の動線は複雑ですね。
入口の看板です。すぐにホテルの人が出てきて、「お写真お撮りしましょうか?」と聞いてきます。親切・丁寧で良いですね。
ホテルのロビーです。奇麗で清潔感がありました。
お土産屋さんエリアです。そこそこお土産も揃ってました。
お酒も有りますよ。
ちょっとした吹き抜けもあります。
大津絵も飾ってありました。
次はお部屋の紹介です。今回はお料理のグレードは普通にして、お部屋はちょっといいものにしました。温泉檜風呂付の月心亭で10Fでした。高層階です。
まずは眺め。うーん、良いですね。窓も大きく取ってますので、尚更眺めが良い。
秘密基地みたいなスペースもありました。ここがお気に入りです。
割と広々してます。
お茶セット。
ちなみにこのバトン菓子が美味しゅうございました。お土産屋さんで200円で売ってました。
なんとコーヒーマシーンもありました。
露天風呂も付いてました。一人で入る分には程よい大きさ。温泉もすぐにたまります。
一休みしたら夕食の時間です。
夕食は”地の旨味を「認証近江牛」と「近江鴨」で食す会席”です。
席に着いた時点でこんな準備されてるのを見たら、嬉しくなります。
まずは食前酒。「柑橘酒でへべすの風味」で。日本酒のへべす果汁割だと思います。
八寸的な「大地の恵み」、前菜ですね。
下の黄色い器は蛸の柔らか煮と萩真丈。蛸は柔らかくて美味しかった。
「水菜と烏賊の柚子ジュレれ和え」
さっぱりして美味しいですね。柚子はホンノリです。
「帆立とオマールコンソメの煮凝り」エノキじゃないですよ。(笑)
「胡桃豆腐を透明醤油と山葵の香りとともに」
胡桃豆腐とは珍しいですね、でも味は普通。びっくりなのが透明醤油。醤油なのに透明、醤油の味もちゃんとする!!
鰹の時雨寿司。お米が美味い!味は上品な感じ。
「秋茄子と旬の野菜を近江蕪のスープ仕立て」
蕪の味はするが蕪の食感は全くない、美味しいスープ。具材の野菜は元の食感があり美味、隠れている椎茸は本当に絶品でした。
うーん、こんなに美味しいとビールが止まりません。
お造りです。活け鯛、カンパチ、醒ヶ井産のニジマス。お醤油も湯元館特製です。
鯛は鮮度も良く、ゴリゴリ食感、好きですね。カンパチはそれよりゴリゴリ、上級ゴリゴリ食感です。ニジマスは思ったよりノンオイリー、美味い。
「近江鴨と国産牛の食べ比べ」
この鉄板で自分で焼きます。
お肉はこちら。鴨と牛、舞茸もあります。
こんな感じでお肉を乗っけます。焼けるまで暫し待ちましょう。
器もきれいですが、これは湯元館の伝承料理らしいデス。なにかな?
「豚の角煮とジャガイモのピューレ」でした。
味は少し甘め、柔らかくて美味しかったです。角煮のタレとジャガイモのピューレを混ぜ混ぜして食べると美味。さすが伝承料理。
さて肉が焼けました。
近江鴨はレモンを絞り岩塩で頂きます。うーん、鴨って思ったより美味しいですね。
国産牛はブルゴーニュソースで頂きます。勝敗は国産牛と思ってますが、皆さんはどうでしょう?
ここでご飯を頂きました。
近江米こしひかりと地元老舗味噌店の赤出汁、香の物です。
ここのこしひかりは、各テーブル毎に土鍋でご飯を炊いてます。つやつやでご飯が非常に美味い!牛肉と合いますね、白米は。
赤出汁も美味しいですね。
ここで日本酒に変更。喜楽長の「三方よし」。近江商人っぽいですね。
でもワイングラスで出てくるとは思いませんでした。新しい。
認証近江牛の出汁しゃぶ。
個人的には本日のNO1料理。このお肉をかつお出汁でしゃぶしゃぶして頂きます。
出汁のかつおも超美味ですね。
野菜もしゃぶしゃぶして頂きます。
どうです、ほんのりリピンクで美味しそうでしょう。いえ、本当に美味しいんですけどね。近江牛は凄い。
こちら、旬の色彩と銘打ってます。器もきれいですね。どんな料理かと言うと、
蓮根寄せと産地直送の旬魚の煮物です。
意外と蓮根寄せは柔らかかったな。黒酢醤油で頂きますが、美味しかった。
最後に甘味。
カベルネソーヴィニヨンとゆこう果汁の酸味のジュレ、和栗とアマゾンカカオの羽二重包み、旬のフルーツを酢橘風味で。
ジュレは普通、アマゾンカカオはカリカリして面白い食感、良かったです。
非常に満足な夕食でした。やはり、近江牛は美味しい。納得でした。
お腹がいっぱいになれば、次は温泉です。
こちらのお宿は4カ所お風呂があり、日毎に男女入れ替え制なので、一泊すれば全部入れます。おごと温泉はあまり聞いたことが無かったのですが、中々良い温泉でしたので、ファンになりました。
こちらの建物は色々建て増ししているようで、移動するのに時間が掛かります。ちょっとわかりにくいです。廊下も長いし。
なんか似たような廊下ですし。
でもウロウロしていると湯殿に到着です。
こちらは「湯幻逍遥」、岩風呂ですね。洗い場はソコソコあります。露天風呂ですが5Fなので見晴らしはよろしくないですが、なんかジャングルっぽくて面白いです。
ここからまた入って、
また扉があって、
やっと到着。これ以上は写真は取れません。
次は8階の眺望大浴場、湖望の湯、山望の湯です。
入ると入口が別れています。翌日は男女入れ替わりますよ。
個人的にはやはり「湖望の湯」、湖が望めるのがいいですね。
山望の湯も悪くないですが、どちらかと言えば「住宅街の望める湯」な感じもあります。
最後が月心の湯。11階になります。
ちょっとしたお休み処もあります。
入口です。
この月心の湯、眺望がとても良いので非常にお薦め。でも注意点が一つ。
洗い場が4カ所しかありません。
ですので、他の湯で体を洗った後にハシゴ湯してここに来るのが良いと思います。
眺めは抜群です!
夜の琵琶湖です。部屋からの写真ですが、対岸の灯りが見えて良いですね。
こちらは長浜の方ですかね?
本日はここまでで就寝です。いやー、楽しかった。
翌日は朝日と共に起床!
この後は次回に!