白川郷と下呂温泉水明館、そして香嵐渓 その2
建物が大きすぎて分からないですが、やっぱり水明館。
それではお部屋です。
12.5畳+バルコニーの和室です。右手の暗がりは謎の小部屋(笑)。バルコニーからの眺めも悪くないです。
床の間もあります。
テレビはすっぽり棚にはまってます。
冷蔵庫もありますが、からっぽで購入したものを冷やせます。フリーボトルの水2本付。
洗面所。
内風呂ですが、ヒノキ。もちろん温泉。素敵です。でも大浴場に入り浸ってました。
謎の小部屋へレッツゴー。
狭いので写真に撮りにくいですが、使用目的は?です。浴衣の着替えなどでしょうか?
さて、お楽しみの夕食に行きましょう!食事は食事処「常盤」です。
この温泉宿の長い歴史が写真で飾られています。有馬温泉や草津温泉とともに「三名泉」として昔から有名ですからね。ちなみ今回で私は三名泉を制覇です。
席について食事開始です。
まずは先附です。蟹、焼目帆立、千枚蕪、セロリ、キャビアを梨を裏漉ししたソースで頂きます。梨ですが、そんなに甘い仕上がりではありません。
前菜。
右上はとんぶり薯蕷寄せ、蒸し雲丹、出汁ジュレ。薯蕷とはとろろのことです。
雲丹にとろろに出汁とは抜群に美味い。マジ。
左上は菊菜と富有柿胡桃白和と胡桃花梨糖。この柿の白和えは美味しかった。
関西に来てから柿の白和えは大好きになりました。
手前の小皿が、煮穴子小袖寿司、巻海老、押し銀杏、柿玉子、公孫樹丸十檸檬煮、酢取茗荷、厚焼きと赤蕪松葉刺し。
細工の手が込んでいて、目でも楽しめると思います。穴子寿司はそのまま美味しいのですが、柿玉子は形は柿でも材料は玉子ですよね。銀杏も美味しい。
こちらが公孫樹(イチョウ)のかたどりをした、さつまいものレモン煮。
食べるのが勿体ない。
おっと大事なビールを紹介し忘れてました。その名も下呂ビール。
椀替りで、薬膳スープ小鍋仕立て。
その場でグツグツと煮ます。
実は最近の温泉はどこに行っても中華系のお客さんが多い印象です。
そんなお客様向けのメニューなんでしょうね。
お造りは鯛とマグロ、刺身のつまは豊富です。
焼肴、鱒味噌柚庵杉板焼、です。こんな感じで隠されて出てきます。
では、オープン。飛騨牛と里芋の一口コロッケ、鱒、舞茸、紅葉麩、公孫樹麩。
やっぱり、コロッケが美味しい!!!
そして日本酒を投入。冷酒の天涼です。
次は温物。甘鯛と栗赤飯の湯葉蒸し。
蓋を開けると湯気と共に出てきます。
蕪の風味の餡が掛かっていますが、ご飯や甘鯛との相性も良く、美味しい一品です。
強肴、和牛ロースステーキ。
飛騨牛でないのは、お安めな食事コースのためでしょう。でもこの和牛ロースも非常に美味しかった。
ソースはオニオンソース、付け合わせはチーズポテト。
白米は飛騨のコシヒカリ。
赤出汁なめこ汁。
香の物。
ここまで食べてですが、思ったよりボリュームがあり、神さんはお腹いっぱいのコメントがありました。私もそんな感じです。バスツアーのお宿と食事ですが、クオリティーとしては満足です。
デザートです。マロンケーキと蜜柑ゼリー、もうお腹いっぱい。
満足な夕食でした。本当にお腹いっぱい。温泉で一休みが必要です。
こちらのお宿「水明館」ですが、実は美術品で一杯のお宿です。
なんか、川久ホテルを思い出しますね。
館内美術品ですが、まずはロビー。
謎の牛。カラフル飛騨牛。
「山懐想」陶芸家 加藤幸兵衛氏の大作。岐阜県の御嶽山が背景に描かれており、優雅な雰囲気が特徴です。(館内説明より)
実は天井も高く非常に居心地のいい場所ではあります。
水明館の臨川閣2Fの宴会ロビーは芸術作品が溢れています。
「泉郷に憩う」は臨川閣2Fの大作で、人間国宝の陶芸家 加藤卓男氏によるタイル壁画。16、17世紀頃に消滅したとされるラスター彩を復元し、目にも鮮やかなペルシャンブルーが印象的です。(館内説明より)
実際に目の前にすると圧倒的な存在感があり、じっくりと眺めてしまう作品です。
皆さんも是非。
作品紹介に時間を割くと、なかなか進みませんのでここらへんで終了。
でも水明館内でお参りできるパワースポットもあるって知ってます?
次はそちらを紹介。まずは大黒様。フロントそばにあります。
次は薬師如来。外ですが、玄関のすぐ横にあります。
最後は、観音堂・水明稲荷になるのですが、館内からちょっと遠いので行きませんでした。興味のある方はホテルブログを参考にして訪問してください。
このお宿はお庭も中々良い感じでした。
ホテル内に滝があります。少々、紅葉気味。
鴨と鯉も多め。おまけに餌が良いのか太ってる。(笑)
サギ越しに池。夜はライトアップしていて良い雰囲気です。
ロビーは広々ゆったりなので良い感じです。
お土産屋さんも立派でした。
水明館オリジナルお土産もありました。
飛騨牛の猛PUSHは変わりません。
普通のお土産アイテムも売ってます。
そこそこ、種類を取り揃えていたと思います。お酒も。
こんな感じの水明館オリジナルお土産も大人気のようで、事前予約が良いですよ!とアナウンスしてました。
それでは、部屋からの眺めです。
川に面しているので素敵な夜景も部屋から楽しめます。
基本的に川の周辺にお宿は集中しているので、夜の眺めも悪くはありません。
下呂温泉はトロっとして入浴後もしっとりすべすべ、「美人の湯」で有名ですが、実際入ってみて感じましたがこれは本当です。ガチ本当。是非どうぞですね。
水明館の温泉ですが、三カ所あると思ってください。
まずは、臨川閣3階にある下溜の湯。檜の香り漂う浴場で、高温浴槽、低温浴槽、檜風呂があります。温度低めの浴槽は、そのままボーっと浸れるので非常に良いです。私は始終入り浸ってました。当然ですが写真はダメなのでコメントのみです。
二つ目ですが、飛泉閣9階の展望露天風呂。これも写真はダメなのでコメントのみです。入り口のエレベーターのみ写真を貼っておきます。
こちらは非常に眺めがよかったですが、男風呂はJR下呂駅から丸見えの様な感じで、
アラマーな感じ。(笑)、でも私はまったく気にしません。(キリッ)
最後は露天風呂。お宿的には野天風呂になります。写真は入口です。
正直1階の野天なので、他のお風呂の方が良かったかな。。。
今回は力一杯お宿の説明をしてしまいました。非常にお薦めできる宿だと思います。
特にトロトロの泉質は最高。三名泉は伊達ではないですね。
次回はお宿の朝食からですが、皆さんにもt宿泊をお薦めします!!