大阪神戸京都たまに奈良和歌山で食べる

大阪神戸京都たまに奈良和歌山で美味しいものを食べます。

ヴィア・デル・エンメと天満宮

最近美味しいイタリアンを食べていないと思い福島へ。

ヴィア・デル・エンメはこじんまりとしたお店ですが、味はミシュランのビブグルマンに載るレベル、折り紙付きだと思います。

 

早速、ご紹介。まずは入口。自己主張の少ない大人しい感じですね。ある意味大阪っぽくない?

一休レストランで予約していきましたので、コースでの予約になります。

テーブルの上には本日のメニューが置いてありました。

とりあえずはスパークリングで乾杯です。もちろん夏の暑い日ですからね。

コルパッソ グリッロ スプマンテ ブリュット 。コルパッソは「丘の上への一歩」という意味らしいデス。

トウモロコシの冷製ズッパ。クルトンカリカリ。泡はなんとカモミール風味。泡にはしっかり風味が残っており、トウモロコシとカモミールの永久ループ。

トウモロコシ大好き人間なので嬉しい味です。

生ハムとプラム、夏野菜のインサラータ。

生ハムは意外に量が多く塩気もありサラダに合ってます。トマトは良いとして、生のオクラって意外に美味しいんですね。プラムも良し。黄色はなんと薄く切った生で食べるカボチャ。そんな種類があるんでしょうね。

正直、これ美味しいです。

冷製カッペリーニ、水茄子とハモのフリット

水茄子は旬で独特の良い食感、ハモのフリットも良いのですが上の緑はなんと「ルッコラ」のソース。ふつうそこはバジルですよねぇ。

でも美味しい。

次のお皿ですが、神さんのチョイスは小海老、ズッキーニのアーリオオーリオ。

ズッキーニは夏野菜、今が美味しいですね。小海老も美味しい。

私はパンチェッタ、赤玉葱、レモン風味。

パンチェッタは程よい塩気とカリカリ感があり食感も良いです。

パスタも少し太めで食べ応えもあり嬉しい一品。

 

本日のメイン、長崎対馬の夏鹿のロースト。

鹿ですが、獣臭さはなく、赤身のさっぱりとしたお肉でした。レア気味でしたが、ソースも濃厚で美味しく頂きました。

鹿というだけで敬遠されている方も安心して食べて頂けますね。それときのこ類がうまぁーい。

奈良公園のかわいいつぶらな瞳の鹿ちゃんを思い出すことは一切なく、美味しく頂きました。

デザートですが、ももと紅茶のシャーベット、バジルのシャーベット。

バジルのシャーベットですが、うーん、しっかりバジルの風味ですが甘くてシャーベットになってる!?甘くて美味しい。紅茶のシャーベットも美味しかったですね。

このほかにコーヒーも付いていて、美味しい昼食でした。

満足な気分で「売れても占い商店街」を後にしました。

少し時間がありましたので、JRで二駅先の天満宮へ行ってみました。

天神橋筋商店街も長さ2.6キロで有名ですね。

ちなみに下の写真は歓迎人形なのですが、それぞれ歌舞伎がモチーフで、有名な歴史上の人物だそうです

天神橋一丁目から天神橋六丁目まであるそうです。一直線で長い。

まずは天満宮へお参りです。

門の下には大注連縄がありました。

本殿です。立派ですね。

こちら本殿脇の登竜門。左右にあります。年に10日程、通り抜け参拝ができる日があるらしいデス。

十二社。

大将軍社。菅原道真公もお参りに来たそうです。

さざれ石でした。

道真公の一生を人形で展示してあります。無料です。

 

では天神橋筋商店街を少し散策。

有名なのは中村屋のコロッケですね。

ミンチカツを買って食べてみました。130円の薄さでしたが美味しかったです。

たこ焼きのわなかもありました。

やはり美味いですね。たこ焼きは。ビールが無いのが残念でした。

この商店街は食べ歩きが出来るスポットが少ないのが残念ですね。

最後にレトロなコーヒー店でコーヒーを頂きました。

ちょっとたばこ臭かったですね。(禁煙ではないお店です。吸っている人はいませんでしたが。。。)

アイスウィンナーコーヒー。

アイスコーヒー。

この日は暑かったので一息つけました。

 

 

福島は美味しいレストランがもっとありそうですね。また訪問して見たいと思います。

皆さんも鹿肉を食べたいときは是非!

 

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お好み焼き「きじ」と梅田スカイビル「空中庭園展望台」 

大阪梅田に高層ビルは多いのですが、梅田スカイビルはその屋上に展望台があり、見晴らしが良いことで有名です。

折角大阪に居るのだから、いっちょ行ってみるかと遊びに行ってみました。

場所は「うめきた」。はっきり言って大阪番外地的な感じで、駅からのアクセスは悪いのですが仕方がありません。てくてくと歩いて行ってきました!

ちなみに、「あのビルにドーシタライケマスカー?」と迷子の外人に良く質問されるとの噂です。

夕焼けを見たかったので少し早いですが、夕食にします。

梅田スカイビル近辺の地下が滝見小路と呼ばれるレストラン街になっていますのでそこに行ってみます。

お店はこちら。お好み焼き「きじ」有名店です。

このお店以外はあまりお客さんはいない感じです。このお店だけはほぼ満席。

ま、有名店ですからね。

テーブルの上はこんな感じ。お皿の、蛸、イカ、豚、海老が可愛らしい。

メニューですが、一応壁に張り出してありますが、考えるだけ無駄。

さて、何にしようかな?とメニューをチェックし始めるとすぐに、

「うちのお薦めは豚玉とモダン、悪いこと言わんからそれにしとき!」とお店の大将(おじいちゃん)がお薦めをPUSHしてきます。

えらい自信たっぷりに進めてくるので、思わずそれにしてしまいました(笑)。

見ていると、来たお客さんで観光客っぽい人には全員このメニューを進めていました。

3つ頼むなら、焼きそばを追加、4つ目からは自分の好きな物頼んでええでぇ、と言っていました。

自分の食べたいものを頼むのもハードルが高いですね。

さて、オーダーした後は飲みながら待ちましょう。ペプシなんて久しぶりに見ました。

それとこのハイボール、濃厚ですね。

なんというか、このお店、外国人観光客に人気なんでしょうね。

食べているときも、何組か外国人観光客が来てました。

さて豚玉です。非常にキャベツの量が多いタネでした。

シソの葉が特徴的ですね。この上にたっぷりと豚肉をのっけて行きます。

食べると判りますが、豚肉も良いものを使っています。

手前と真ん中奥にモダン焼きを焼き始めています。

一般的なモダン焼きってそば入りお好み焼きのイメージですが、きじは違いますね。

見ていると、

まず最初に焼きそばを作り、おもむろに卵液の入ったでっかいボールに焼きそばをぶち込み、よく混ぜてテッパンの上にダァーと空けていきます。

卵と麺が良く絡まった、焼きそばの薄焼き卵焼き包みと言えばよいのでしょうか???

こんなモダン焼き初めて。

出来上がりがこちら。豚玉とモダン焼きのハーフ&ハーフ。

右がモダン焼きです。ほぼすべてのお客さんが、大将(おじいちゃん)に押し切られてこれ食べてます。(笑)

お味ですが美味しい。大阪のお好み焼きは色々食べていますが、さすが上位に食い込む美味しさだと思います。でも個人的にはNO1ではないですね。NO1は別の機会にご紹介します。

食後はお腹もいっぱいなので、少し滝見小路を散策。

なんか、こんな嘘っぽい神社もありました。

昭和のサザエさん的なお茶の間もありました。何を目指しているんだろう?

 

本日のメインイベント、空中庭園展望台へ向かいます。

1Fの入り口からエスカレーターで3F上がりますと入口ですが、まだ終わりません。

ここから少し歩いてエレベーターに乗ります。35Fへレッツゴー!

35Fからは、またエスカレーターに乗って39Fへ。

 

39Fが本当の入り口で、ここで入場料を支払って、40Fへ向かいます。

40Fにはカフェがあったりしますので、まったり過ごすことも可能です。

40FからはRFへ、屋上へ出られます。メインはこちらですね。

早速屋上へ出てみましょう。

 

訪問した日は雨は降っていませんでしたが、雲は多い日でした。

混雑は程ほどです。海外からの観光客が多い印象ですね。

福島方面です。

大阪駅方面です。高層ビルが多いですね。

淀川です。夕日が川もに映えています。

こちらは京都方面です。手前が阪急線になります。

夕焼けと雲です。うーん、きれいですね。

夕日が雲に隠れてしまって残念ですが、雲の形が雰囲気があってよい感じ。

 

次は夜景編です。夕焼けで人がいなくなると思っていたら、そこから混んできました。

夜景目当ての人も多いんですね。

福島方面です。多分、一番夜景がきれいなポイントだと思います。

淀川です。川がある分、暗くなってしまいます。

京都方面です。

ヨドバシカメラやグランドフロント方面。

明るいけど近すぎか。

 

夜景に飽きたら帰りましょう。39Fにはお土産屋さんも有りますので、興味のある方はどうぞ。

帰りも39Fから35Fは長いエスカレーターに乗りますが、暗くなった分なんか幻想的でした。


梅田スカイビル空中庭園展望台」にはこのほかにも高級中華料理店や、恋人たちのハートロックがあったり、色々と頑張っているようです。

観光旅行で梅田近辺で時間が余った時は皆さんも行ってみてください。

ただ、あべのハルカスとか、高層展望台のあるビルは大阪多いですからね。

選んで行っても良いと思います。

 

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www.skybldg.co.jp

 








 

有馬温泉 有馬グランドホテル

温泉に入りたい!お手軽に入るにはどうしたら良い?そうだ、日帰り温泉に行こう!

 

と言うことで、有馬温泉の有馬グランドホテルへ日帰りで行って来ました。

有馬グランドホテルは、温泉の入浴と食事がセットになった日帰りプランがありますので、今回はそちらを利用しました。

 

有馬温泉へ行くにはいくつか方法があります。電車や高速バスなどが一般的ですが、今回は「さくらやまなみバス」を利用してみました。

www.nishi.or.jp

さくらやまなみバス」は市営のバスで、西宮北口から有馬温泉を経てさらに西宮北インターチェンジまで運行しています。

今回は西宮北口駅からこれに乗って有馬温泉に向かいます。

 

有馬温泉の停留所で降りるとそこはすでに有馬温泉

有馬グランドホテルは少し高台にあり歩いて向かうには少し厳しいところ。

でも、有馬グランドホテルは電話一本で有馬温泉の主要スポット(駅やバス停留所)まで迎えに来てくれるので便利です。

私も電話して迎えに来てもらいました。

 

到着するとこんなお花がお出迎え。

エスカレーターで上に向かうとそこがロビーになります。

ロビーではフロントでチェックイン。温泉の開始時間に少し時間があったので館内を散歩してみます。

まずはお庭です。どうやらここがフォトスポットらしいです。

きちんと整備された奇麗なお庭ですね。奥にはガーデンプールもあって家族連れが遊んでいました。

 

大浴場(B2階)「ゆらり」は10:30から15:30が入浴可能です。早速10:30から一番風呂で入浴したいと思いますので、大浴場の受付に向かいます。

 

女湯入口です。

こちらは男湯。

当然ながら内部は写真を撮れません。残念。
フェイスタオルは大浴場の受付でもらえますが、バスタオルは脱衣場に大量に置いてああります。また濡れたものを入れるようにビニール袋もありましたので便利です。

ロッカーはすべて鍵付きの確りしたものでしたので、日帰り入浴でも安心して温泉に入れます。ウォータークーラーもありました。

男性浴場施設:大浴場、金泉浴場、金泉露天風呂、立ち湯露天風呂、サウナ
女性浴場施設:大浴場、金泉浴場、金泉露天風呂、ホワイトイオン露天風呂、サウナ

色々施設がありますので楽しんでください。

金泉露天風呂、立ち湯露天風呂がお薦めです。

 

温泉の後は湯上り処でまったりです。

湯上りの待ち合わせも可能です。

自動給茶機(煎茶・ほうじ茶・ウーロン茶・冷水)もありますよ。

お庭も見れます。

マッサージチェアもあります。確実に寝落ちするでしょう。

血圧計なども。いろいろ測定できます。

さて11:30になりました。今回はダイニング時分時で旬菜時記 和食コースを頂くプランです。
ランチの時間は平日は12:00からのみですが、土日祝日は11:30からと13:00からの二部制です。

席は庭園が見渡せる良い席でした。

まずは風呂上がりの一杯。やはりビールは美味い。六甲ビールのベイエール。

テーブルセットです。期待が高まります。

最初は前肴で穴子八幡巻、ばい貝旨煮、万願寺唐辛子、玉蜀黍。

ばい貝旨煮はやっぱり美味しい。ばい貝は大好きですね。玉蜀黍も甘くて美味しかったです。

 

箱盛ですがお造り、焼き魚、鰊、茄子、出汁巻玉子、等々。

一つ一つ丁寧で美味しいです。

 

これが何かと言いますと、夏鴨すき煮になります。


具材は別盛でこんな感じ。これを自分で鍋に入れて煮込んでいきます。

鴨からは出汁が出ますので、スープも美味しく仕上がります。

ですので、お蕎麦付きです!。最後に軽く煮込んで頂くのですが、鴨出汁でうま~い。

面白いのが御飯。ブランド米「雪椿」と古代米入り玄米のハーフ&ハーフ盛り。

美味しいのでお代わりしてしまいました。

最後にデザートで締め。

お腹がいっぱいになったら、次はまたお風呂です。

9Fの展望大浴苑「雲海」へ行ってみましょう!

手前に受付がありますので、そこでまたフェイスタオルが貰えます。

奥は貸切風呂のようです。

 

こちらも当然ながら内部の写真は撮れません。残念。
これまた、ロッカーはすべて鍵付きの確りしたものでしたので、こちらも安心して温泉に入れます。ウォータークーラーも当然ありましたよ。

浴場施設:金泉露天風呂、銀泉露天風呂、大浴場、金泉浴場、サウナ、打たせ湯(男性のみ)

個人的にはやはり金泉がお薦め。

 

9Fですのでこんな眺めも楽しめます。

湯上り処です。待ち合わせに最適です。

マッサージチェアも4台あります。

それに受付には黒豆茶とアイスグリーンティーもありますのでゆっくりできますよ。

お土産屋さんも有りますので買い物もOKです。

 

有馬グランドホテルからはシャトルバスで有馬温泉の主要スポットへ送ってもらえます。毎時00分、20分、40分に出発しますので利用しましょう。

私は駅まで送ってもらいました。

 

駅からは散歩がてら少し散策してみました。

有馬玩具博物館の壁にはピエロの操り人形?がありました。

こちらは有名な金の湯です。

こんな侘し気な温泉通りを楽しめます。

「アリマ ジェラテリア スタジオーネ 」、暑いときはジェラートが一番です。

中々見ない面白いジェラートがありますね。

「ブラッドオレンジ&完熟パインはちみつ仕立て」、ブラッドオレンジの風味の方が勝っている印象。もちろん美味しいですよ。

「ありまサイダー ピンクグレープフルーツ」サイダーの風味とピンクグレープフルーツが混然一体。面白い。

ちなみに人気店なので混んでいました。

こちらも「かりんとうまんじゅう」で有名な和菓子工房ありま。

お土産に買って帰りましたが美味しかったです。

「金泉焼」で有名なきんせん堂。

今回の有馬温泉土産で一番おいしかったのがこちらの「金泉焼」です。お薦め。

もちッと柔らかい食感で、そとはお醤油が焦し焼で香ばしく、中の餡が十勝小豆なのですが甘すぎず、とても美味しかったです。

kinsenyaki.net

散策しているうちに程よい時間になりました。

残念ながら帰る時間です。

神戸電鉄有馬線にのって帰ります。

神戸三宮まで直ぐなので、有馬温泉は便利ですねぇ。手軽な温泉地です。


というわけで、お手軽な日帰り温泉旅行有馬温泉編でした。

神さんが大満足な日帰り温泉で、既にもう一回行きたいとリクエストが。。。

皆さんも有馬温泉如何でしょうか?

 

www.jalan.net

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祇園祭の山鉾巡行(後祭)と料理屋 てら戸 その2

祇園祭山鉾巡行(後祭)の続きです。

前回はこちら。

 

tiongbahru2.hatenablog.com

 

次は「黒主山」。黒主とは六歌仙で有名な大伴黒主です。

 

桜の山ですね。

 

構図としては桜を眺めながら、一句詠んでいるところでしょうか?

 

残念なのは大伴黒主さんの御尊顔が見えないこと。反対側に行った方が良いのでしょうけど、夏のこの時間帯は焦熱地獄なので、見物客の大半が道路のこちら側(南側)に集中しています。

タペストリーも豪華ですね。

 

kuronushiyama.or.jp

 

そして「八幡山」。

 

町内に祀られている八幡宮を山の上に勧請したものでらしいデス。町のお宮の引越興業とでも言いましょうか?

このタイプの山鉾ですが舁山というのですが、御神輿みたいに担いだり、下に車輪がついているので押し引きしながら移動したりとか出来るようです。

タペストリーも豪華。各町後とに豪華さを競い合っているのでしょう。

www.hachimansan.com

 

そして復活の『鷹山』!

引く綱の長さも一番長かったと思います。

 

何がすごいってこの鷹山は、196年ぶりに祇園祭後祭山鉾巡行に復活したんですよね。正に艱難辛苦を乗り越えての復活!素晴らしいの一言です。

他の曳山と違って、大屋根が白木のままです。これから豪華に仕上げていくそうです。

お金も掛かりますから保存会の方も大変ですよね。

皆さんお尻を半分出してます。

見送はやっぱり「鷹」!カッコいい!

www.takayama.or.jp

 

最後は「大船鉾」。

後祭の鬮とらずとして殿をつとめ、前祭の船鉾が出陣船鉾と称されるのに対して凱旋船鉾といわれるそうです。

遠くからも形が船っぽいのが分かります。

やっぱり船の形です。

舳先にあるのが龍頭。金ぴかです。

実はこの鉾も復活鉾です。焼失より150年目にあたる平成26年7月、後祭巡行への復帰を果たしました。京都の皆さんの頑張りには頭が下がります。

きちんと「舵」まで装備しています。

 

残念ながら最後の山鉾が行ってしまいました。これで来年までまた待つことになります。来年は宵山に来たいですね。

www.ofunehoko.jp

 

さて時間は12:10くらい。お腹が空きましたので、昼飯に行きましょう!

本日のお昼は「料理屋 てら戸」さん、小さ目なお店です。

ランチはカレーつけ麺のバリエーションとその他に天丼などがあります。

 

こちらがカレーつけ麺。和風の出汁スープとカレー粉になると思いますが、これが美味しい。つけ汁の濃度も良くナイスです。

こちらが夏野菜と鱧の天ぷらの天丼。

甘めの天つゆですが、ご飯と相性は良いです。なんといっても鱧が上手に揚がっていて美味い。夏野菜も美味い。このお店あたりですね。

四条通りから少し入ったくらいなのですが、混んでおらず、非常に快適。良いお店でした。皆さんも四条通りでランチ難民になった際には利用してみてください。

最後に四条御旅処の八坂神社の神様にご挨拶して帰ります。

神輿が三基あります。八坂神社のスサノヲノミコト(牛頭天王)様、クシイナダヒメノミコト様、ヤハシラノミコガミ様は祇園祭の間はこちらに御座します。

後祭のあと、八坂神社にお戻りになられます。

 

祇園祭なんて中々行く機会がないので良い経験でした。とくに近年はコロナでいろいろな祭りが中止になっていたので、行くことができて楽しかったですね。

皆さんも来年は祇園祭に出かけてみてください!

 

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祇園祭の山鉾巡行(後祭)と料理屋 てら戸 その1

祇園祭は有名ですから皆さんご存じですよね。

先日、祇園祭山鉾巡行(後祭)を見に行ってきましたので皆さんにご紹介。

後祭なので山鉾の数は少ないですが、ご覧ください。

尚、祇園祭を詳しく知りたい方はこちらをどうぞ。

ja.wikipedia.org

 

山鉾巡業を見るうえで一番重要なのが見る場所です。

前祭の方が有名で観光客はそちらに詰め掛けます。後祭は実はそれほど込みません。

ですので、混んでいる場所を避ければそれなりにゆっくり並ばずに鑑賞できます。

後祭のコースはこちらをご参照。

kyototravel.info

 

スタート地点から京都市役所まではやはり混んでいます。観覧席もありますし。

辻回しを行う河原町御池と四条河原町の交差点も見どころなので、もちろん混んでいます。

個人的におすすめする場所は、ずばり「四条通」沿い。四条御旅所の少し後ろぐらいが良いと思います。

今回の写真はすべて柳馬場通り近くで取りました。人も少なく直ぐそばで見えますよ。

 

スタート地点の烏丸御池出発は9:30です。最初の山鉾は、四条通柳馬場通りと交わる辺りに11:05くらいに到着でした。最後の山鉾が通ったのは12:10くらいでした。ご参考までに。

それでは山鉾のご紹介です。

行列の最初は祇園會の旗から始まります。

 

最初は「橋弁慶山」です。

牛若丸と弁慶が五条大橋の上で戦う姿をあらわしています。謡曲「橋弁慶」を題材としているそうです。

また橋弁慶山は、昔から鬮(くじ)取らずと言って、後祭の先頭を必ず巡行するそうです。

 

弁慶は鎧姿に大長刀を斜めにかまえ、牛若丸は橋の欄干の擬宝珠の上に足駄で立ち片足を曲げ右手に太刀を持っています。牛若丸の人形は足駄金具一本で支えているそうです。この後の山もこんなパターンが多いんですよね。

非常に残念なのが義経さんの御顔。道のこちら側からではお尻しか見れません!

うーん、残念。

www.hashibenkei-yama.com

 

2番目が「北観音山」です。

山鉾はその形態から鉾・曳山・船鉾・傘鉾・舁山に区別されるそうです。後祭の山鉾(数11基)は曳山3基、船鉾1基、舁山7基の分類されます。

「北観音山」は曳山になるそうです。

上に長い木が付いているので遠くから見ても判ります。

どんどん近づいてきます。

信号機が道路と同じ方向になっているの判ります?

引っ張ってますね。

近くでみると大きくて豪華です。タペストリーもスンゴイですね。

 

三番手は「浄妙山」。

 

宇治川の合戦に三井寺の僧兵筒井浄妙が橋桁を渡り一番乗りをしようとすると、一来法師がその頭上を飛び越え、「悪しゅう候、御免あれ」と前に進み出て先陣をとってしまったという逸話があるらしいですが、全然そんなの知りません。

うーん、公益財団法人祇園祭山鉾連合会のサイトの説明そのまんまです。

www.gionmatsuri.or.jp

 

浄妙の頭に手をついてとんぼ返りしている図なのですが、うまく取り付けていますね。

 

次は「鯉山」。なぜ鯉?

鯉が滝を登り龍に変化する様を表しているらしいデス。

山の奥の小さな祠に素盞鳴尊を祀っています。鯉の彫刻は名工左甚五郎作とされるらしいです。

山を飾るタペストリーですが龍と西洋のタペストリーの混在形式。

後ろ側(見送と言います。)も洋風。

ベルギー王室美術歴史博物館の調査で、その図柄はホーマー作「イーリアス」物語の一場面であるらしいデス。それが祇園?に何故来たか?豪華そうだからでしょう。

koiyama.com

 

次が「鈴鹿山」です。鈴鹿権現をお祀りしています。

正面のタペストリーがラクダなのですが、鈴鹿権現とラクダってなんか関係ありましたっけ?

御神体鈴鹿権現の人形で、金の烏帽子に大長刀を持つ女人の姿であらわしています。

 

ここでひと段落。次の「南観音山」が来るまですこし時間があります。

この道を真っ直ぐ行くと八坂神社に突き当たるのですが、遠くて見えませんね。

 

遠くから「南観音山」がやって来ました。

 

旗もやって来ました。

ようやく近くに来ました。

山鉾の上の階ですが、囃し方の人でミチミチしてますね。

お尻が半分出てますが、良く落っこちませんね。

 

交差点を回ることを「辻回し」と言いますが、その際に車輪の下に竹を置いて滑らします。その時に使う竹って山鉾の下に収納されていたのですね。

 

お尻が鈴なり状態。内側には紐が垂らされていて、落ちないように常時それを握っているらしいデス。

見送は「龍王渡海図」です。立派。

 

次は「役行者山」。あの有名な役行者の御山です。

役行者は山伏の総元締めですから、山伏が随行しています。

道中ずっとほら貝を吹いてました。

 

ご神体は役行者一言主神と葛城神の三体を安置していらっしゃいます。

ennogyojayama.main.jp

 

長くなってきたので今回はここまでにします。

黒主山から大船鉾までは次回にご紹介。

ご期待ください!

 

 

 





 








 

 












 

ジェームス邸 と旧グッゲンハイム邸

異人館といえば神戸の北野にある異人館街が有名ですが、神戸の西の塩屋も小規模ですが異人館が点在しています。そんなにたくさんある訳ではなく、一般公開している異人館も少ない(というか、ほぼない)のですが、先日訪問しましたのでご紹介します。

 

まずはジェームス邸、レストランであり、結婚式場としても運営されていますので有名だと思います。折角の機会ですので、本日はここでランチを頂く予定です。

最寄り駅は山陽電鉄滝の茶屋駅から徒歩で7分、少しだけ坂を歩きますがとても近くですので徒歩で訪問しました。

敷地の門構えです。うーん立派。

 

入口になります。「JAMES-TEI」とマットにありますね。

階段下エリアです。

パンフなどが置いてあります。

他の方がいらしたので写真は撮れませんでしたが、この反対側がウェイティングルームになっており、座って案内されるのを待ちました。

準備ができると2階に案内されました。階段も趣がありますね。

ちなみにこの建物、神戸市指定有形文化財だそうです。

 

こちらが食事をする部屋になります。

反対側がバルコニーになっており、海が見える良い部屋でした。

バルコニーからの眺めです。海が見えて良い雰囲気です。

 

テーブルセットはこんな感じ。カトラリーが多いとそれだけでワクワクしてきます。

 

始まりの一皿は焼きトウモロコシのポタージュ。トウモロコシ好きの私からすれば大御馳走になります。甘いだけでなく、焼いた香ばしさもあり、香りでも楽しめます。

最初の一皿から楽しめました。

 

今回の予約では最初の一杯がサービスになっています。ピンクグレープフルーツをスパークリングワインで割ったカクテルでした。

パンですが、最初に出てくるのがこのパン。バターたっぷりでふわふわで外がサクサク。美味しいパンでした。食べ終わると2つ目の違ったパンを出してくれます。

そちらも美味。

 

前菜は「軽く炙った鯵と茄子のマリネ 大葉の香り」。

これでは鯵と茄子が見えません。

上の野菜をどけてみると下から鯵と茄子が出てきますので安心してください。

緑の点々が大葉のソースですが、とても良い大葉の風味です。鯵とサラダによく合います。

オクラやヤングコーンも美味しかったです。

 

温前菜ですが「鮎のポワレとリエット、じゃがいものエクラゼとご一緒に」だそうです。

うーん、アートは盛り付けですね。少なくとも私にこの芸術性はない。

お皿と料理の見た目も良いですね。

 

アップにしてみました。

まず、鮎が美味しい。鮎は煮ても焼いても揚げても美味しいですね。

ポテチも普通に美味しく楽しめました。

ちなみに、

ポワレ。。。液体を加えずにオーブンで肉を蒸し焼きにする調理法。また,フライパンで材料を焼く調理法

リエット。。豚肉やガチョウの肉をラードで煮込み,容器に入れて固めた保存食。パンに塗って食べる

エクラゼ。。粗くつぶすこと

だそうです。

専門用語が満載ですと何を食べているのか判らず困ります。

 

いよいよメインの「国産牛サーロインのローストビーフ カービングスタイル
有馬山椒とレフォールの香り」です。

本当は本日の魚料理とどちらかを選ぶのですが、私も神さんもローストビーフの一択でした。

まずはワゴンの到着です。これをパカっと開けるとローストビーフがこんにちわします。

 

ドーンと大きなローストビーフです。シェフが切り分けてくれます。

もちろん、厚さの指定なんかできません。それにしても大きなローストビーフですね。

 

ソースは有馬山椒をつかったグレイビーソースと西洋山葵(レフォール)のクリームソースの2種類。個人的にはレフォースのソースが気に入りました。

左上にあるのがワイン塩で、実はこのワイン塩もめっちゃ美味い。美味い。美味い。

意外と量もありますので、ソースも塩も十分楽しめます。

それにしても、プロの作るローストビーフはとても柔らかく、非常に美味しい。

 

デザートは「アメリカンチェリーのコンポートとグラニテ、ヨーグルトのムース」。

コンポートやムースの食感のアクセントに、クレープ生地をパリパリにしたものが載せてあります。それぞれ酸味、甘みが効いていて美味しく頂けます。

 

アップです。ちなみにグラニテは赤ワインのグラニテになります。

 

美味しく頂きましたので、異人館のお庭散策に移りたいと思います。

こちらのお庭にはチャペルが併設されております。すべてガラス張りで、向こう側に海が見えるとても素敵なチャペルです。丁度結婚式の写真の前撮りに来ている方がいて、近くで取れませんでした。残念。

広々としたお庭です。

本館です。先ほどランチした場所ですね。

奥の方に見えるのが結婚式場になります。専用会場ですね。

謎のオブジェ。なぜ水を口から出させたがるのか。。。

昔のプールの跡を池にしています。

バンケットホール、眺めが良さそうですね。

最後にまたチャペルの写真です。奥に海と船が見えます。こんなとこで結婚したら一生忘れないですよね。

 

そろそろ次の洋館に向かいたいと思います。

謎の裏道的な階段を降りるとショートカットになります。

後は線路沿いを塩屋の方へ向かうだけです。

途中車の通りの激しいところもありますが、気を付けていけば歩いて行くことも可能です。

塩屋から旧グッゲンハイム邸へは絶対に山陽電鉄とJRの間の道から行ってください。

遠回りになります。

間の道から行けば踏切に出ます。この踏切を渡ればすぐです。

旧グッゲンハイム邸の入り口です。

 

こちらが旧グッゲンハイム邸です。ちなみに実はこの洋館は「ジェイコブ・ライオンス氏」の館であることが後年の調査で判明しているそうですが、流れで旧グッゲンハイム邸と名乗っているそうです。グッゲンハイムの洋館は実は北側の洋館らしいデス。

まずは1Fの部屋。

普段は色んな催し物や教室に使われているようです。

2Fのバルコニーです。

2Fからの眺めです。

2Fには和室もあります。

お庭もソコソコ奇麗に整備されています。

やっぱり立派ですね。

少し遠めから写真を撮ってみました。

 

以上が塩屋の異人館巡りでした。

ここで注意点が一つ。訪問は毎月第三木曜日しかチャンスはありません。

何故かと言えば、ジェームス邸は結婚式場を兼ねているので基本的に土日は予約が取れません。(少なくとも私はダメでした。)そして、旧グッゲンハイム邸は、毎月第三木曜日しか一般公開はしていません。

残念ながら毎月第三木曜日しかチャンスが無いんですよね。もちろん私も第三木曜日に行きました。

訪問の際にはHPでスケジュールをチェックしてから訪問されることをお薦めします。

ジェームス邸のローストビーフは絶品ですので是非とも訪問して見てください。

 

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www.nedogu.com

 

 

 

 

 

カヴァティーネ と楽emon.

武庫之荘の駅から住宅街を抜けて少し歩くと、何やら良さげなイタリアンのお店があります。カヴァティーネ (Cavatine) さんです。

 

ランチメニューは2,500円(税込)の一種類のみ。お味はどうでしょうか?

 

スープ料理:とうもろこしの冷製ポタージュスープ

うーん、トウモロコシの風味が濃い!トウモロコシが大好きなのでゴクゴク行けます。

甘くて美味しく気に入りました。もっと量が欲しいです。

 

前菜:オードブル盛り合わせ 又は 海の幸の香草パン粉焼き 

どちらか選ぶ方式です。

 

こちらはオードブル盛り合わせで、サラダ、生ハム、ホタテのムース、玉ねぎのロースト、白身魚カルパッチョ、冷製フルーツトマトです。

ホタテのムースはそこはかとないホタテの風味で美味、冷製フルーツトマトは甘くて美味しいですね。玉ねぎも多分淡路産なのでしょう、甘くて美味しい。

 

私のチョイスは海の幸の香草パン粉焼き。蛸とホタテが一つずつ小部屋に入っています。それにしてもガーリックとバターのソースは絶品ですね。ホタテと蛸によく合います。美味いので笑みが零れます。

 

焼き立てのグリッシーニ。これが隠れた逸品で超美味しい。焼き立てが出てきますが、アツアツのモチモチのフカフカで本当に美味しい。お代わりしてしまいました。。。

 

パスタの一皿目。オリーブとケッパーのトマトソース スパゲティ。

ちょっと酸味のあるトマトソースです。夏に合う味のような気がします。ゆで方も丁度良いですね。

 

パスタの二皿目はゴルゴンゾーラチーズのクリームソースか、鮎のコンフィと 枝豆の焼きリゾットから選びます。

こちらはゴルゴンゾーラチーズのクリームソース。ゴルゴンゾーラは癖のあるチーズと思っていましたが、そんなことはありませんでした。コクのある良いお味。

 

鮎のコンフィと 枝豆の焼きリゾット。

鮎の半身が焼きリゾットの上に載っています。鮎が大好きなのでこれだけでテンションが上がりますが、この鮎コンフィがまた美味しい。

焼きリゾットもカリっとしていて美味しいですね。大葉のベイビーリーフが載っていますが、ちっさいにもかかわらず、ちゃんと大葉の風味がします。面白い。

 

本日のデザートはチョコレートのムース。これも中々美味しかったです。

 

最後にコーヒーか紅茶が付いていますが、その時にココナッツクッキーも出してくれました。

 

これで2,500円なのでお得だと思いますね。意外と住宅にも美味しいレストランはあるんだなと再認識、これからはきょろきょろしながら街を歩きたいと思います。

 

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さらに近所を歩いていると楽emon.さんにまだ食べたことのないわらび餅があるのを発見、早速購入しました。抹茶ラテのわらび餅。

オープンしてみました。写真だと判りませんが、抹茶の緑のわらび餅です。

食べてみると、抹茶の風味が後から後から出てきます。甘みも抑えめでこれは美味しい。ここのわらび餅特有の「もちーーーー」とした食感もありますね。

 

結局買ってしまう、コーヒーのわらび餅。

神さんは抹茶派ですが、私はやはりコーヒーですね。

程よいコーヒーの風味で適度な甘さ。生クリームもあってます。

なんといっても、食感とわらび餅の伸び伸び加減が最高ですな。



また、楽emon.さんへ行ってしまった。美味しいから仕方がないと自分を納得させつつ、新フレーバーが出れば行ってしまうんだろうなと思います。

 

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