大阪神戸京都たまに奈良和歌山で食べる

大阪神戸京都たまに奈良和歌山で美味しいものを食べます。

是しん と 海遊館

もうそろそろ誕生日。記念日なので美味しいものが食べたいと思い出かけてみました。

ミシュランの一つ星の名店です。個人的にはミシュランは信頼に足る指標と考えていますので、非常に楽しみです。それでは行ってみましょう!!

 

まずは看板。

西天満の一角にありますが、なかなか良い雰囲気の入り口です。

門には祇園祭長刀鉾の粽が飾られています。厄除けですね。

ここから地下に降りていきますと次の玄関になります。

中に入りますとお店の方が出迎えてくれます。まるで何処かで覗いていたかのような、ドンピシャなタイミングでした。

 

個室とカウンターがあるようですが、今回は個室に通されました。

室内は落ち着いた感じですね。

団扇で飾り付けされていました。

床の間です。

お昼は8000円のコースのみになります。

とりあえずビールを飲みながらお料理を待ちましょう。

 

最初の先付です。ゴマ豆腐の雲丹のせ、焼きナス、ミニおくらの出汁掛け。

雲丹は当然鮮度抜群、雲丹独特の甘さが楽しめます。ゴマ豆腐はもちっとした食感、ゴマの風味は強くないですね。

焼きナスの出汁掛けですが、生姜の風味と焼いた香ばしさがあり、とても美味しい一品。ミニおくらも美味しい。

 

なし、ピオーネ、シャインマスカットの白和え、ザクロ添え。

上にちろっと乗っているのがザクロふたつぶ。

フルーツで白和えの発想ができることが素晴らしいですね。

なし、ピオーネ、シャインマスカットの風味が生きるように、大豆の風味が抑えられているお豆腐を使っていると思います。

なしのシャリシャリした食感も楽しめました。

器も凝っています。9月の訪問でしたのでススキですね。

 

お次は椀物。開けるのが楽しみです。

 

萩真薯と松茸のお吸い物。

萩真薯は小豆と銀杏が入っており秋を感じますね。真薯自体はふわっとした仕上がりで美味しく頂けます。メインは松茸。大きく歯ごたえもしっかりあって楽しめました。

柚子の風味も良し。

 

秋の新物、新さんまのゴマ油と塩の和え物。

ゴマ油と塩だけでさんまがこんなに美味しくなるとは信じられませんね。

器も三日月型で、季節感が半端ねぇ~。

 

続いてにぎりとお造り。

アップにしてみました。(笑)

一番左は熟成炙りのどぐろの握り。熟成しているのでねっとりしている癖に、炙っているので香ばしいのどぐろの握り、美味過ぎる。

マグロの握りも普通に美味しいです。(多分中トロ)

鯛も良いのですが、一番右のアオリイカ、熟成されたイカなのでねっとり感がすごいのですが、これが美味しい。熟成し凝縮された美味しさですね。

う~ん、非常に美味しく思いました。

 

ここでメインの八寸。これだけでも「是しん」さんに来た意味があると思います。

一番上の六角形の器はイチジクの胡麻クリーム和え。甘い癖にビールに合う美味さ。

左上の花形の器ですが、きのこのお浸し。出汁が美味しいです。

右上の黒い器は柿の白和え。またフルーツ白和えですが、こちらは普通の白和えでした。

真ん中が穴子棒寿司、穴子は薄味の味付けですが、やはり美味しい。

左下は蛸の柔らか煮。蛸ってとっても柔らかく煮れるんですね、歯が要らないくらいです。もっと欲しくなります。激ウマ。

真ん中の下は、お肉で、「イチボ」のグリル。これが本当に美味しい。焼き方も上手いんでしょうね。

右下はほおずきの中にいちごトマト。いちごトマトは初めて食べました。見た目はミニトマトなんですが、味は甘くで確かにイチゴに近い感じ。面白い感じです。

枝豆は焼きでしょうね、香ばしい印象です。

最後はエビのチーズ挟み。基本に忠実で、エビとチーズは合いますね。

 

マナガツオと蓮根まんじゅうの餡かけ。

蓮根まんじゅうは揚げ物なのですが、中はねっとりほっこりといい感じ。

マナガツオも山葵を付けて頂くと、さっぱりして美味しいです。それと銀杏ですが、やはり美味しいですね。(個人的にぎんなん大好きなんです。)

 

一通り食べた後は、ご飯の時間です。もちろん土鍋炊き込みご飯で、本日は鮭の炊き込みご飯でした。

担当の方が一生懸命奇麗によそってくれます。

この炊き込みご飯は非常に美味しく、何回もお代わりしてしまいました。(一杯が少なめなのもありますが。。。)皆さんも食べてみて下さい。

ちなみに神さんはお腹いっぱいで一杯が限度でした。残念。

当然、味噌汁と香の物付き。

なすと胡瓜の糠漬けに、鰹節と昆布と生姜の佃煮。漬物も佃煮も美味しい。

 

和菓子、兎を模っているようです。

私にはよくわかりませんが、神さん曰く「濃茶」だそうです。


非常に満足なお昼の食事でした。大阪に来て色々食事をしましたが、これまでのところNO1の味ですね。ぜひリピートしたいと思います。

味だけでなく、サービスも完璧だと思います。食事を出すタイミング、それぞれの食事の説明も緩急も非常に良かったと思います。

最後にお店を出るときですが、なんと個室の扉と思っていたところがエレベーターの入り口で、ちょっとした忍者屋敷のようで笑えました。

1Fに上ってビルの外に出るのですが、なんと地下で見送って頂いた担当の方が猛ダッシュで階段を上がり、1Fでエレベーターを出たところで、またお出迎えする離れ業を見せてくれました。(笑)

こんなサービスも素敵ですね。これからも良いお店であり続けると思います。

 

さて、お昼も済んだし、折角なので少し出かけてみましょう!と言うことで「海遊館」へ。

大阪梅田からは、地下鉄御堂筋線で本町へ、本町で地下鉄中央線に乗り換え大阪港へ向かいます。徒歩も含めて30分あれば海遊館に到着します。

海遊館ですが、9月の最初の土曜日でしたが、少し混んでいる感じです。

チケットの購入に10分並ぶ必要がありましたし、入場制限がありました。

購入したのが14:45位でしたが、入場は13:00からのチケットになりました。

ご参考までに。

ちなみに待つのが嫌な方はWEBでもチケットが買えますのでどうぞ。

 

海遊館は大阪港に位置してますので、海の直ぐ傍です。

傍らには観覧車ありますよ。

 

さて時間になりましたので館内へGOです。

なんだかよくわからない魚がお出迎えです。

 

館内は面白い形式で、エスカレーターで一気に上の階に上った後、歩いて降りてくる形式です。

 

まず最初はコツメカワウソがお出迎え。

岩と同化して判りにくいですね。2匹います。

 

日本の川魚コーナー。

 

サワガニ。カラッと揚げるとつまみになります。

 

鴨ちゃん。なんかすごい縄張り争いでバトってました。

 

凄い魚の数ですが、これ全部、鮎の子供です。うーん、こんなに食べれません。

 

エトピリカ葉加瀬太郎情熱大陸で有名だと思います。エトピリカとはアイヌ語で「くちばし(etu)が美しい(pirka)」という意味だそうです。

 

アシカですね。

アシカの親子がまったりしています。

水槽の端っこの狭いところで人生を楽しんでいる奴もいます。

 

トロピカルな感じの魚色々。

 

みんなのアイドル、カピバラさんです。

 

ペンギン軍団。ジェンツーペンギンやアデレーペンギン等。

ペンギンって海中だとすごい速いですね。全然写真が取れません。

 

サンゴ礁の魚たち。カラフル。

 

さて、本日のメインのお魚。「ジンベイザメ」。(サメなので魚ではないですね。)

このジンベイザメのいる水槽は日本で一番大きな水槽らしいデス。このデカいビルみたいな水槽の周りを人間がグルグル回って降りていく形式です。

はっきり言って、他の魚に比べて桁違いに大きいですね。そばで写真に撮ろうとしても近くだと全部が写真に入り切りません。離れると他の人が水槽に寄ってるので難しい。。。

圧倒的な大きさは行って見るしかないので是非とも訪問をお薦めします。

 

マンボウ。真正面からみると細身で不気味な顔してます。

 

やっぱり、みんな大好き、チンアナゴ

 

イワシ軍団。つみれが食べたくなります。

 

イルカなのですが、カマイルカを写真に撮ろうにも早すぎて全然取れません。

うーん、こんな写真ですいません。

タカアシガニ日本海溝のコーナに居ます。

 

一応、館内カフェもあります。

ジンベイザメに頼りっぱなしのメニュー構成。

 

コバンザメの集団お昼寝タイム。これでいいのか?

マンタもお昼寝中でしょうか?



ここからがクラゲタイム。「海月銀河」です。

 

うーん、ここは写真を撮るのによい場所ではなかったです。

暗くて照明も限定的、私の携帯のカメラではこれが限度ですね。

もっと写真は撮ったのですが、皆さんにお見せするレベルではありませんでした。

残念。ここは是非とも自分の足で訪問して見てください。

いろんなクラゲがいて面白いですよ。

 

最後になぜかペンギンゾーンがありますが、正直少し臭い・・・・・

 

最後にジョーズに見送られて帰宅しました。

 

海遊館も思ったより楽しかったです。イルカやアシカのショーはありませんが、ジンベイザメの存在感は圧倒的です。大きいと知っていても、実際に行くとやはり大きさに圧倒されます。写真では上手く伝えきれないので、もう、行って見てください!

所要時間はゆっくり見て2時間ほどだと思います。

観光の際には、遊覧船のサンタマリア号や観覧車もありますので一緒にどうぞ!

 

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