天満橋から歩いて5分にあるイタリアンのお店、il sospiro del Mare (イルソスピーロデルマーレ)。日本語で「海のため息」だそうです。素敵な名前ですね。
ふつうの街中にありますので、ちょっと見つけにくいかもしれません。
お魚を目印にしてください。
店内にもお店のサインがありました。記念に一枚。
このお店、非常に特徴のあるお店です。
まず、入口でスリッパに履き替え。なんと土足厳禁なお店です。面白い。
そして、このお店ですが、基本的にマスターの一人で運営しています。
ですので、お昼も夜も組数限定。1組、もしくは2組までの限定客数対応です。
拘りが感じられて良いですねぇ。
で、スリッパに履き替えた後ですが、お店の様子を見てみるとこんな感じ。
青系で統一された店内は落ち着いていて海のイメージ通り。
そしてお店の方針でしょうが、客数も少なく、落ち着いた感じもgoodです。
なかなか、良いんでないでしょうか?
テーブルセットです。青で統一されていますね。
ちなみにこのレストラン、コースしかありません。お昼も夜も。
一人でやっているのでしょうがないですね。
折角なので飲み物を頼んでみました。
こちらはノンアルコールのぶどうジュース。
スパークリングワインですが、量が多い、そして嬉しい。
まずは「食事の前のお楽しみ」。
ゴルゴンゾーラのカナッペ、かぼちゃのソース。
ゴルゴンゾーラ特有の臭さはありませんでした。チーズの塩気とかぼちゃの甘さがマッチしていて美味しい料理です。あと、ベースのパンが美味しい。
前菜は栗とさつまいものポタージュ。これが今回の絶品さん。
テーブルまで持って来てから、最後に栗のポータージュを注ぐ演出。
でもこれ演出ではなく、風味を失いやすい栗のポタージュを美味しく提供する工夫だそうです。
アップにすると分かりますが、栗とさつまいものポータージュがモザイク状に。
口にすると、栗とさつまいもの風味が別々に分かりますが、混ぜて頂いても美味。
ナッツの食感も良いですね。
ヒラメのソットオーリオ。
ソットオーリオとはオイル煮のこと。ヒラメを低温のオリーブオイルで煮ています。
パプリカのピクルス、クレソンレモンのソース。
このクレソンレモンのソースが美味しいですね。レモンの酸味がヒラメと合ってます。
葱油も良い風味になってます。何よりも見た目が華やか。
生ハムのアラビアータにしています。
半分サイズなので食べやすい、そんなに辛くないですね。コクはあるので美味しい。
丹波地鶏とマイタケのグリル。バルサミコ、粒マスタードのソース。
丹波地鶏は柔らかくて非常に良いですね。マイタケのグリルも、ソースのバルサミコの風味とあり合ってます。何気にマイタケが美味い。
イチゴのパンナコッタ。イチゴ成分が高めです。花も飾ってあり、見た目も麗しい!
このイチゴソースは相当濃いめ。嬉しいですね。何気にこのデザートも逸品だと思います。濃い美味い。お薦め。
最後にカフェで一服。このカップ&ソーサーもユニークな形をしています。
非常に満足なランチでした。ここ最近では、シェモアやOshimaと同じくらいの美味しさ。一人で運営されてるとは思えません。
客数も少なく、落ち着いて食事も出来ますので、お薦めできます。駅そばなので皆さんもどうぞ。